カリフォルニア発のシフォンケーキが、9月11日にリニューアルオープンした銀座三越に日本初上陸! 「シフォンケーキの形が非常に個性的、そして店には常に行列ができている!」との噂を聞きつけ、ポーチ編集部の覆面調査隊が銀座三越内の『SOLA(ソオラ)』を訪れました。

調査隊が足を運んだのは、土曜日の午後3時過ぎ。行列、行列、行列、行列! 行列の噂は本当でした。列に並んだものの、噂のシフォンケーキの小さいサイズはすべて完売、大きなサイズのシフォンも残すところ2個。「どうか売り切れないでください……」との祈りも虚しく、調査隊の目の前で完売。並んでいた人たちの表情が曇ります。みなさん、お目当てはやはりシフォンだったよう。10分ほど売り場をうろうろしていたら、シフォンケーキ第二弾がお目見えしました。ラッキー!!  第二弾とはいうものの、チョイスはラズベリー味(大・1890円)のみ。もっと早い時間に足を運べば、バニラ、チョコレート、ラズベリーの3種類からの選択肢があったようです。ちなみにバニラ(小)は525円、チョコレート(小)とラズベリー(小)はそれぞれ630円です。

水色と白が柔らかい印象のキューブ型の箱は、爽やかな印象です。箱を開けると、キューブ型のシフォン(縦・横・高さ11.5cm)がお目見え、アールグレイの香りが漂います。半分に切ると、アールグレイ生地とラズベリー生地がマーブル模様になっており、中央にラズベリー味のクリームとラズベリーソースが入っています。上にかかっている赤い粉は、フリーズドライにしたラズベリーを粉状にしたもの。

切り分けると、断面がとってもキュート。まず半分にカットしてから横に倒して3~4等分にすると、上手に切り分けることができます。このときにパン切り包丁を使うこともポイント。通常の包丁だと、シフォン生地がつぶれてしまいます。さて気になるお味ですが、ふんわりしていながらも生地は食べ応えがあり、コクのあるクリームと爽やかな酸味のソースのバランスがとてもよい感じ♪  アールグレイ生地はしっかりアールグレイの味がするし、ラズベリー生地もラズベリーの味がします。「アメリカのケーキはどれも大味で、甘すぎるわよ」と思っているあなた、ぜひ試してみてください。フランス菓子のような繊細さはありませんが、素材の味がストレートに伝わるシンプルな味わいのケーキですよ。ちなみにシフォンは、カリフォルニアで誕生したケーキです。


さて、このシフォンケーキを手掛ける『SOLA(ソオラ)』は、アメリカ人の若手イケメンシェフ、デビット・マイヤーズ氏による海外1号店となるケーキ専門店です。話題のシフォン以外にも生菓子やパイ、焼菓子を販売。ベースはアメリカ菓子ですが、日本人のテイストに合わせたもので、見た目も可愛らしいものが多いです。マイヤーズさんはアメリカで成功を収めている有名なシェフで、LAでレストランを3店舗経営する傍ら、米国の料理番組にも出演中。産地直送にこだわった料理やデザートに定評があるのだそうですよ。イケメンシェフの料理は銀座三越6Fの『デヴィット・マイヤーカフェ』で味わえるので、シフォンが気に入ったら試してみては?


【お店のデータ】

店名:SOLA(ソオラ)
住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 B2F
TEL:03-3562-1111(代表)
営業時間:10:00~20:00