マンガの新しい形となるか。斬新な発想のお皿ができました。

その名も「マンガ皿」。

マンガに欠かせない集中線や、「ぎゃー」「ゴゴゴ」……などの効果音が書かれたその上にはイラストではなく、なんと、本物の食べ物が乗っています。

お肉やパスタ、お寿司、そしてプリンなどなど。皿には、それぞれの食材に合った効果がバッチリ描かれています。

中でも印象に残るのが、「ぎゃあああああ」と断末魔の叫びを連想させる擬音語の上に、真っ二つに切られた焼き魚とお箸が乗せられている作品。(魚の気持ちを考えると、あまり声を大にはできませんが)実にユニーク!

たしかに、この集中線と擬音語があるのとないのとでは、食べ物が置かれた立場も雰囲気もガラリと違います。いつもより、食べ物の有り難味を感じずにいられないかも?

この作品を作ったのは、デザイナーのMIKA TSUTAIさん。大学ではプロダクトデザインを専攻し、「マンガ皿」は卒業制作なのだそうです。

お料理はお惣菜などを購入し、盛り付けたのとこと。お気に入りの作品は、「一番イメージが伝わりやすい」という「ジャーン」と書かれた、見るからに美味しそうなお肉が乗っているものだそうです。

今後も「誰かをワクワクさせるような物を作って行きたい」と話すTSUTAIさん。機会があれば「デザインとは関係ないように見える他分野の仕事」にも挑戦してみたいとのこと。次はどんな面白い作品がお目見えするのでしょう。彼女の活躍、ますます見逃せません!

(記者=ricaco)

参考元:マンガ皿 (http://mika-tsutai.cdx.jp/)

▼MIKA TSUTAIさんのサイトより(マンガ皿一部転載)
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