今日で震災から丸1年。震災当日からこの1年間、当サイトでご紹介した「震災に関連する記事」をまとめてご紹介いたします。

教訓のためにも当時の様子をあらためて思い出すと共に、震災への心構えと、人の優しさや絆を今一度噛みしめてはいかがでしょうか。

さて、まとめ第1回目は津波が流れてくる様子を現地の人が撮影した動画や、被災状況がわかる画像をご紹介します。大変に衝撃的なものが多いのですが、絶対に忘れてはならない教訓でもありますので、心してご覧ください。

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【速報】 大地震で新宿駅も大混乱に!世界でも5番目の大きさか

当サイトで伝えた震災の第一報。あの日は東京都内でも大混乱となり、ビルや家屋から野外に飛び出してくる人たちが大勢いました。当時の新宿の様子を振り返ります。

家の中から撮影した想像を絶する3.11津波動画

家の中はすでに水浸し。玄関のガラスドアからは、まるで水槽のように、みるみる上昇する水位がハッキリと見て取れます。動画を見ていても、どうしたらいいのか分からない、絶望的な状況です。

3月14日に長時間撮影された被災後の釜石市のようす

約40分にわたる長い長い動画には、被災後の釜石市の壮絶な光景が克明に映しだされています。動画の説明によると、撮影者は行方不明になった親戚を探すために、被災後の街に出発。変わり果てた街、救助にやってきた自衛隊のヘリコプター、そして避難所……被災者でしか撮影することのできない現実が、そこにはありました。

迫りくる大津波、屋内から一部始終を目撃した人々は…

屋内にいた投稿者が窓の外を襲来する津波を撮影。窓の傍に立っていた木々が次々と倒れ、駐車場の自動車が流れていきいます。固唾をのんで見守る人々の声も聞こえてきます。

三陸高田の女子高生が淡々と伝えるあの日の様子

陸前高田市に住む高校生がツイッター上でつぶやいた、東日本大震災当時の全記録。つぶやきは昨年の夏に行われたものですが、あの日を思い出すために敢えて今、彼女のツイッターをみなさんに読んでいただきたいのです。

東北から光消えた…震災前後の日本列島「夜景」の衛星写真

震災の前と後の日本列島(夜景)の衛星写真を、米国海洋大気庁(NOAA)が公開。周辺諸国の中でもひときわ明るかった日本夜景のあまりの変貌ぶりに、被害の大きさがあらためて感じられます。

あの日から早9ヶ月…日本ではこんなに地震が起きていた!!

2011年元旦から10月15日までに日本で起きたM3.0以上の地震を、非常にわかりやすく可視化した映像。分布図やグラフはあくまでも個人が作成したものですが、そのデータはすべて、気象庁の公式発表に基づくもの。これを見ると、日本が今年、どれだけ揺れ続けてきたのかが、ひと目でわかります。

このほか、震災当時日本にいた外国人の証言などを紹介した「東京震度5を経験した米国人の報告」、震災の影響で食品などの流通が滞っていることが一目瞭然の「酢飯だけのシンプルな寿司」や、原発事故への対応で当時は評価された結果か、「イタリアでは枝野長官を総理大臣と報道」という珍事もありました。

近いうちにまた大地震がやってくる可能性が高いと報じられている今、皆さんは何か震災対策をやっているでしょうか。まだの方は、これらの記事を振り返り、ぜひとも安全対策を見直して頂きたいものです。

(文=める