あーもう刺激が欲しい!
という女子のみなさんに、抱腹絶倒間違いなしの想像以上に暇つぶしができるモノをご紹介します。
それは、YouTubeの動画に実装された「自動字幕」作成機能。これはGoogleの音声認識技術を使用して、動画の音声から自動駅に字幕を生成するという、なんとも未来的な機能なんです。聴覚障がい者や異なる言語を使用する人にとって、非常に便利になるはずの機能というわけですが……。
英語版は2009年末頃から一部のパートナーユーザーに限定公開されていたのですが、ついに昨年7月、日本語(ベータ版)を公開!
実は記者、お恥ずかしながらこの機能をつい最近まで知らなかったのですが、偶然画面の右下部分に表示されていた「CC」というアイコンをクリックしてみたところ、予期しないスゴイことが起こったのでした。
なんとなんと、動画内に出てくる話言葉と、話言葉に反応して自動的に出てくる字幕の内容が、ほぼ高い確率で噛み合わない!! むしろそれが、たまらなく良い!!!
たとえば、以前当サイトで掲載した動画「肉南せいろそば」の自動字幕。下記のように絶妙なセンスでズンズン仕掛けてくるんですわ(詳細は実際に動画をご覧くだされ)。
人間「あっという間にできるので」
字幕「アッキーナできるので」
→ 自動字幕さんは、アッキーナのファンであることが判明か
人間「まず今日は、お肉!」
字幕「鬼瓦」
→ 硬くて歯が欠けるだけじゃ済まない具材をご所望という、鬼のような自動字幕。
人間「安いので大丈夫です」
字幕「女性の手になじむです」
→ しかも、女性好きときた。
人間「豚肉で大丈夫!」
字幕「豚肉連敗中」
→ 豚肉さんもっとがんばれ! って思わず応援したくなる
人間「続いては、ネギ! 長ネギで〜す」
字幕「中西です」
→ まるで声主が、いちいちネギに名前を付けているかのようです。
人間「今日はちょっと良いの用意しています」
字幕「県職員用意しています」
→ 自動字幕さんのなかで、「ちょっと良いの」は県職員を指すようです。
人間「そして麺!」
字幕「そして目」
→ 大胆すぎです
人間「麺は乾麺入れた方が美味しいんですけども」
字幕「メンバー間目を終えた後同意しいんですけども」
→ メンバーは何かを終えたあと同意したという。何がなんだか……
人間「そして大根」
字幕「そして代行も」
→ なんの代行をしてくれるのやら
人間「それではツユから作っていきたいと思います」
字幕「アジア地域で水やガスといってきます」
→ なんだか真面目な話になってきた
人間「これでオッケー」
字幕「コロッケ」
→ ナイス、ギャグセンス
人間「ちょっと多すぎたかも」
字幕「好スタートを切った」
→声主のちょっとした失敗をフォローしてくれる、自動字幕
人間「そして火つけます」
字幕「聖火が付いた」
→単なるコンロの火が、尊いものになりました
人間「続いて、ネギを切りま〜す」
字幕「名木を切ります」
→また人名ネギ登場
人間「この時に、鴨せいろとか肉南せいろとかに入れるネギは、切り方、このようにして」
字幕「金色に、その声色と皮肉な男性65は29日には、金額は推定、金にして」
→ うーん、サスペンス的な香り!
人間「真ん中に切る! 真ん中で切る! 真ん中で切る」
字幕「3角に切る、田中充、田中充」
→なぜか切るシーンでは人名が出てくる件
人間「こうね、ちょっと、あるネギは半分、メリハリをつけるとカッコいい、南蛮そば」
字幕「でもね、ちょっと、後任には、メリハリをつけるぞ、カッコいい、ガンバ大阪」
→いつの間にか話題はJリーグに……。
人間「はいオッケー」
字幕「大発見」
→ まったく違うのに、遠からず?
人間「こちらを鍋に入れまーす」
字幕「約2年前」
→声主のセリフを完全無視して、とうとう独自の話を始める自動字幕。
人間「もうこのお肉は、もうすでに、大きさ的にはいい感じに」
字幕「向こうの妊婦は、万全に、大北地域にはいい感じに」
→ 妊婦が住みやすい地域の話らしいですわ
人間「このままいっちゃいます」
字幕「この楽器っちゃいます」
→ 意味不明ですが、リズミカルで良い
人間「豚肉っていうのはものすごい油とか、ダシが良く出るんですね」
字幕「全日空っていうのはものすごいアクラ10日、男子がよく出るんですね」
→今度は旅行の話題を始める自動字幕。
人間「鴨なんてもっともっとダシが出る」
字幕「かもなんてかもに行くなんて、もともと男性がいた」
→ え、なんか、男女仲のもつれ?
人間「グツグツいってまーす。あんまりグツグツいい過ぎないように」
字幕「会津続いている。雨で向けててと言い過ぎない」
→ 雨が降り続く会津。ステキな情景ですな。
人間「富士山みたいな大根おろしがついてくることがあると思うんですけど」
字幕「藤田みたいな大講師がついてくることがあると思うん」
→ 大講師 藤田。着いてこないで!
人間「肉南せいろそば」
字幕「2組7人制のそば」
→ どんなそばじゃ!
人間「豚肉の油が良く出てます。いい感じでダシが出てます」
字幕「円高を受けています。いい感じで走れてます」
→ 声主の補足説明もしてくれるようで
人間「大根おろしは」
字幕「ダイコロ氏は」
→ なんだか、脅威を感じずにいられない名前ダイコロ氏!
人間「はい、家で簡単にできる肉南せいろそばの完成でーす」
字幕「より簡単に切れにくい難燃性のサーバの可能性レーです」
→ なんだか良くわからないけれど、ものものしさ100%。
また、声主は標準語なのに、自動字幕ではなぜか語尾に大阪弁が混じったりするなど、とにかくメチャクチャに不意をつかれて面白い。ぜひ、みなさんも動画(日本語)をご覧になり、自動翻訳機能を試してみてね!
最初から最後まで支離滅裂で衝撃的すぎる字幕の数々。これらを難聴の方や外国人が見て真に受けることはないと思うが、何を話しているかは結局のところまったくわからない。
とにかく真剣に見れば見るほど、笑いすぎて呼吸困難に陥る可能性が高いので、くれぐれも気をつけてご覧あれ!
(文=池田 廉/ 画像=Pouch)
参考:YouTube POUCHcom(http://goo.gl/GLLTc)
▼下記の動画で抱腹絶倒な自動翻訳を体験してみよう!
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