男性の前では乙女のフリをしていても、実際のところは「あーあ、今日も夜ゴハンは松屋で済ませちゃった。しかも贅沢に豚汁付き。うはww」なんて日々を過ごしている女子も多いはず。
実は記者もそうで、ここのところ、すっかり女子らしい食べ物からは遠ざかっていた日々を過ごしておりました……。で、ふと気づいたわけです。「なんか最近、女子らしいもんって食べてないなー」と!
そんなときに見つけたのが『きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)で出てきたお料理。
1組のゲイカップル(弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢二)の食にまつわる日常を描いたこのマンガで、二人が食べていたのが【リンゴのキャラメル煮】と【キャラメルりんごトーストのバニラアイスのっけ シナモンパウダーがけ】。これはまさに、女子らしさをチャージするのにうってつけでは!? なぜなら、
リンゴ✕キャラメル✕バニラアイス
の組み合わせ、ですよ? だってね、これほど乙女な組み合わせがこの世にありますか(いや、断じてない!!)。この組み合わせが嫌いな女子なんてこの世にいますか?(いや、断じていない!!)。つまり、そういうことです。
では、作っていきましょう。
<用意するもの>
リンゴ 4個
砂糖 150グラム
シナモンパウダー
ハーゲンダッツのバニラ味
<作り方>
1、リンゴは皮をむかずに芯をとって薄いくし型に切っておく。縦に四つ割りにして、それをさらに4等分に(1個のリンゴで16等分になります)。
2、大きい鍋に砂糖を入れ中火でキャラメル色になるまで焦がす(砂糖は不要)。
3、かなりこげ茶色に焦げてくるまで辛抱してからリンゴを入れて、返しながらリンゴ自身の水分で炒め煮する。
4、弱火にしてときどきフタを開けてリンゴを返しながらじっくり火を入れて、全体がくったりと煮詰まったらOK。タッパーかビンに入れて冷蔵庫へ。
これで【リンゴのキャラメル煮】の完成!
トーストに乗せて食べるときは、食パンをトーストしてバターを塗り、その上にリンゴのキャラメル煮をのっける(キャラメル煮が冷蔵庫で冷えている場合は電子レンジで温めて)。
もちろん、これだけでも十分すぎるほどおいしいです! しかし、乙女ゴコロを持ち合わせる賢二は、自分のお小遣いで買ったハーゲンダッツのバニラをさらに乗せ、シナモンパウダーをふりかけます。これだけで原宿あたりのカフェででも出てきそうなオシャレな逸品に大変身!!
「んは~~、あったかつめた甘~~い。しあわせ~~~」と賢二同様、叫んでしまうほどの幸福感。このリンゴの甘酸っぱさとキャラメルのホロ苦さ。トーストの温かさとアイスの冷たさとのコンビネーション。たまりません!!! カフェオレとともにいただくと、なんだか自分がカワイイもの好きな乙女になったような気分。乙女度、ぐいんぐいんチャージされていっている感じ。
これにカフェオレでもあれば、おうちが一気にこじゃれカフェ空間に早変わりですよ! リンゴのキャラメル煮はタッパーや瓶詰めで冷蔵庫保存できますので、ホットケーキやワッフルに乗せるもよし、ヨーグルトに添えるもよし、紅茶とともにいただくもよし、といろいろな食べ方で楽しんでくださいね!
(料理、写真、文= 鷺ノ宮やよい)
参考元:『きのう何食べた?』(http://morningmanga.com/lineup/24)
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