パソコンで音楽を聴くとき、よく使われているソフトがアップル社製の「iTunes」です。マック用はもちろんのこと、ウインドウズ用も古くからリリースされており、iPhoneやiPodなどと同期するにも必要なソフトなため、iPhoneユーザーならば必ずインストールされていることでしょう。

そんなiTunesで音楽を聴くときに、いじくると楽しいのがイコライザの設定です。低音重視やボーカル重視、小さいスピーカーに最適化された設定に、クラシックにマッチした設定などなど、最初から22種類のイコライザ設定が用意されていますが、曲によってマッチする設定は違います。

そこで是非とも一度はためしてもらいたいのが、伝統のイコライザ設定「perfect」。今をさかのぼること8年前の2004年、海外ユーザーによって発見された、どんな音楽にもマッチするといわれている、まさしく“完璧”に近いイコライザ設定です。設定方法は以下のとおり!
【伝統の“完璧”イコライザ設定「 perfect 」】

■その1:iTunesのメニューバー「設定」から「イコライザを表示」を選択。

■その2:プリアンプの右側にある10種類のイコライザ値を左側の低音部分から

+3、+6、+9、+7、+6、+5、+7、+9、+11、+8

に設定する。

ちなみに1目盛り3dB。上の画像を参考にして、こんな感じかな~という位置にあわせてください。

■その4:イコライザ名が「手動」になっているので、プルダウンメニューから「プリセットを作成」を選択。そして名前を「perfect」など、自分の分かりやすい設定名にしておく。以上!

これだけです。最初の設定「Flat」と比べると、音がバキッと聞こえやすくなっているのがわかります。こだわりにこだわれば、さらに最強の設定があるかも知れませんが、試してみる価値はある「perfect」設定。是非ともお試しのうえ、聞き比べをしてみてください!

(iTunes画像、文=長州ちなみ
参考リンク:A ‘perfect’ iTunes equalizer setting (http://goo.gl/im53w