去る10月4日に発表されて以後、「ビジュアルの美しさ以外に褒めるところが見つからない」「何を伝えたいのかいまいちわからない」などの声が多く挙がり、色々な意味で話題沸騰中のフェイスブックCM。みなさんはもう、ご覧になりましたか?
ユーザー数が10億人を超えるなど、なにかと注目されているフェイスブック。それゆえに、本家CMの発表からまだ日が浅いにも関わらず、なんと早速パロディーバージョンを作ってしまった方がいるようですよっ! 仕事早っ!
動画サイトyoutubeに投稿されていたのは、フェイスブックCMのパロディーCM、『Facebook Commercial Toilet Parody | The Things That Connect Us』。こちらの動画は……おっとその前に、まずは本家CMについて説明することにいたしましょうか。
製作に有名スポーツブランド『ナイキ』などの広告を手掛けている米広告代理店『Wieden & Kennedy』や、有名ディレクターAlejandro González Iñárritu氏を起用したことで、発表前から相当期待値が高まっていた本家フェイスブックCM。しかし、いざ蓋を開けてみると、意見は賛否両論にまっぷたつ。
本家CMに流れるナレーションは、次のようなものです。
「イスは、人と人とが繋がるために利用するもの。飛行機も、ダンスホールも、バスケットボールだって、そうだ。そしてまた、フェイスブックも世界中の人々が繋がるためのツールなのである」
ふむふむ、言いたいことはわかるけど、正直なんだかパンチがないような。「あのフェイスブックのCMって、一体どんななのよ?」というみんなの高~い期待値に届くには、ちょっぴり衝撃度が足りなかったかも?
一方今回発見したパロディーバージョンは、衝撃度、とりわけ「笑い」という意味合いでは、なかなかの出来具合のようでございます。
「トイレは用を足すことができる。2人で座れば、ジョークを言いあい楽しむこともできる。そう、トイレはフェイスブックのようなものなのだ」
……トイレて! だいたい、トイレふたりで腰掛けるとか、ありえないでしょっ! でも……本家と寸分たがわないくらいのモヤモヤ加減が絶妙っちゃ絶妙。内容自体もイイとこついてるし、衝撃度だけで言うならば、もしかしたら本家より勝っていたりして!?
それにしても、本家CMが発表されてまだ1週間ほどしか経っていないというのに、パロディーバージョンのこの完成度の高さはなんなのでしょうか。今後もどんどん増えていきそうで、ちょっぴり楽しみ。というわけでクリエイターのみなさん、あなたの遊び心に期待しておりますぞっ。
(文=田端あんじ)
参考元youtube.com(http://goo.gl/wxQKF )、(http://goo.gl/1StHC )
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