shika

8月8日午後4時56分ごろ、気象庁は関東甲信から九州までの広範囲に緊急地震速報を発表しました。スマートフォンや携帯電話のアラーム音が一斉に鳴り響き、見ると「奈良県で地震発生。強い揺れに備えて下さい」との表示。

ところが、実際には震度1以上の体に感じる揺れを観測した場所はなく、気象庁は同日「誤報だった」と謝罪しました。三重県沖約60kmの海底地震計が、水流などを検知して生じるノイズを誤って計算処理したことが原因と分析しています。

そんな中、Twitter上では、「奈良の大地震は大仏が鎮めた」という説が拡散しています。本来であれば発生したはずの大地震を、奈良・東大寺の大仏さまが鎮めてくださったというのです。Twitterユーザーの声は、次のようなもの。

「奈良の大仏の力で地震が止められた模様」
「大仏様が人知れず地震を打ち消す衝撃波を放射」
「とりあえず、今回は奈良の大仏様が衝撃波出して鎮めたってことなんだよねwwww」
「本当は大きな地震が来るはずだったけど止めてくれたのかもしれませんよねぇ」
「奈良の大仏が地震を鎮めたと考えるのが自然」
「奈良の大仏が地震波を相殺したらしい」
「大仏様の大活躍があったようだ」
「こういう発想は、面白いですね!そこにドラマ性を感じますしね」
「奈良県はすごいなぁ」
「奈良の大仏様SUGEEEEEEE!!!!!!!!」
「やばい わりとまじで大仏に感謝しはじめてる」
「大仏『三度までやで』」
「逃げ惑うシカ! 戸惑う大仏! 熟成する奈良漬け!!」
「地震止めたの鹿だからね」

スマートフォンのアラーム音が鳴り響いたときは、本当に緊張が走りました。備えあれば憂いなし。日ごろから、いざというときに備えたいものです。

(写真、文=夢野うさぎ)