銀行員のジョエル・アームストロングさんはある日、目の前で繰り広げられようとしている光景にヒヤヒヤ、救いの手を差し伸べずにはいられない事態に陥りました。
オフィスに到着しいつものように窓の外へと目をやった彼、するとそこにはアヒルの親子の姿が。しかしここはかなりの高所、「よくもまあこんなところに巣を作ったな」としばらく見ていると、母アヒルがそこから地上へとダイブしたではありませんか。
取り残されたヒナたちは立ち往生、しかしその中でも勇気あるヒナは、自ら母の後を追い飛び降りようとしています。いてもたってもいられなくなったアームストロングさんは、その場を離れ地上へ、すぐさまダイブする彼らを下から次々とキャッチ。その一部始終をとらえた『ABC News』による映像が、『GodVine』にて紹介されておりました。
とはいえ手のひらほどしかない大きさのヒナですから、キャッチすること自体、決して容易なことではありません。
ですがそこは気合いと意地、野球経験などないはずなのに、アームストロングさんは見事なファインプレーぶりを発揮。最終的には脚立などを用いて直接ヒナたちをレスキュー、その日たまたま同地で開催される予定のパレードを見物に来ていたギャラリーたちを、大いに沸かせたのでありました。
この心温まるニュースは全米中を感動に包み、報道後4年が経過してもなお語り継がれている模様。街角で起きた思いもよらない事態に誰もがほっこり、ヒナたちが無事成長していてくれることを願わずにはいられない、胸を熱くさせる1本です。
(文=田端あんじ)
参考元:GodVine
▼取り残されたヒナたちを……
▼下から次々キャッチするアームストロングさん
▼ギャラリーも固唾をのんで見守ります
▼最終的には直接レスキュー
▼みんな無事で本当によかったね!
▼人っていざというとき、自分でも信じられないほどの力を発揮するのですね
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