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静かに佇む、男性の人体模型。

なにやらでこぼことした表面に目を奪われて、よ~く焦点を合わせてみると……ぎゃあああ! 足だの手だの顔だの、ちっちゃな人形のパーツが、ごちゃごちゃ組み合わされとる~!

ご紹介するのは、南アフリカ・ヨハネスブルク生まれ、現在はオーストラリア在住のアーティスト、Freya Jobbinsさんによるちょっぴりグロテスクな作品群。

ビニール人形の体のパーツ、そしてオモチャを細々組み合わせて作られた、人体模型や顔の模型が持つのは、有無を言わせない圧倒的な吸引力! 絶大なインパクトが、我々の興味を否応なしに惹きつけます。

ギリシア神話から多くのインスピレーションを得ているという同作品は、彼女曰く、「子供のおもちゃの過剰消費社会を表現すべく必然的に生まれたもの」なのだそう。

とここで、もうお気づきでしょうが、Jobbinsさんは女性。以前当サイトでご紹介したことのある「人形のパーツを組み合わせたアクセサリー」を作ったのも女性だし、こういったアプローチ法に女性は惹かれるのでしょうか……なんだか興味深いですねぇ。

スゴイものを見てしまった、という衝撃と、わずかに覚える不快感。その絶妙バランスに胸を掴まれる作品群は、一見の価値アリですぞ。

参考元:Freya Jobbins
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼こっち見ないで……

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▼顔の模型は比較的ポップな仕上がりになっております

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▼と思いきや、やっぱグロいーーー!!

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