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旅行に行く際、「どうせならその道中も楽しみたい!」と思うのが女心。車内での食事、それに加えて……たとえば車内で「温泉を満喫する」なんてプランは、いかがでしょうか。

ご紹介するのは、この夏山形新幹線に登場するというお座敷列車、「とれいゆ」

今年7月より運行を開始、休日を中心に年間120日程度、臨時列車として福島・山形間を走るという同車。そこにはなんと、「足湯」が完備されているんですって!

定員143名、秋田新幹線から引退する「E3系」を改造して造られているという「とれいゆ」は、車体を彩るグリーンとブルーがとっても爽やか。ちなみに名前は、英語の「トレイン」と、太陽を意味するフランス語「ソレイユ」を合わせた造語なのだそう。

旅情を刺激する紅花色の湯船に足を浸して、目の前を流れる景色に思いを馳せる。湯上りには、畳みのお座敷でしっぽり。福島駅から山形の新庄駅までの2時間が、あっという間に感じられること間違いナシですよ、コレは。

「とれいゆ」の登場にツイッター上では、「何これ乗りたい!」「リゾート新幹線、待ってました!」「わくわく」「最高でしょ」「リニアよりよっぽど乗りたい」といった喜びの声が、数多く寄せられている模様。しかし一方で、「時速270kmでずっと流れる景色見てたら列車酔いしそう」といった意見も見られました。むむ、言われてみればそれ、一理あるかも。それを検証する意味でも、乗ってみたいっ。

加えて山形新幹線は、「つばさ」の新デザイン車両の運行開始も発表。

4月下旬よりお目見えするという同車体を彩るのは、県鳥であるおしどりの飾り羽根をモチーフにした深い紫色、そして県花紅花の黄や赤。さらには蔵王の雪景色を思わせる白

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「山形の彩り豊かな自然の恵みと新幹線の持つ躍動感を表現しました」と話すのは、デザインを手掛けた山形出身の工業デザイナー、奥山清行さん。その言葉どおりの艶やかな美しさは、必見です。

6月からの大型観光キャンペーン「山形DC」に合わせて、続々リニューアルされてゆく山形新幹線。今年の春の連休、そして夏休みはぜひ、「つばさ」と「とれいゆ」に会いに山形へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考元:JR東日本
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「とれいゆ」12~14 号車:お座敷指定席

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▼「とれいゆ」15号車:湯上りラウンジ

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▼「とれいゆ」16号車:足湯

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▼「とれいゆ」の全貌はこちらです☆

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