オーストリアの観光名所、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿。
海外サイト『Reuters』によると、なんと同宮殿が宿泊できるよう改装されたらしいの! ちなみにココ、ご存知の方も多いとは思いますが、1996年に世界遺産に登録されています。「宮殿」そして「世界遺産」、ふたつの魅力的なワードが出揃った宿泊施設なんて、世界広しといえど、かなり希少ですわよ!
ハプスブルク王朝の君主が離宮、つまりセカンドハウスとして使用していたという、シェーンブルン宮殿。国内外から年間およそ290万人もの観光客が訪れる、人気観光スポットでもある同建物に宿泊できるだなんて、まさに夢のよう!
およそ5600万円かけて設えたそのスイートルームの様相はというと、赤と白を基調としたお部屋、その随所に配色されたゴールドが実に上品。金属板アームをクリスタルガラスで挟み込み、1本1本真鍮線を用いて両端を花形のクリスタル飾りで留めた、マリア・テレジア型のシャンデリアも、そこに眠る深~い歴史をしみじみと感じさせてくれます。……はああ、なんてきらびやかなのかしら。
さて、ここで気になってくるのが、1泊あたりのお値段ですよねぇ。ベッドルームがふたつに、キッチンとダイニングルームが付いた、4人は泊まれるというスイートルームのお値段は、1人あたり1泊およそ10万円から! さらに追加料金を支払えば、執事やシェフをつけることもできるんですって!
でもこの値段、正直高いんだか安いんだかわかんないわ……。だいたい宮殿の宿泊費の相場って、いくらなの……。
とにもかくにも、宿泊予約開始は来る4月30日から。気になった方はぜひ、同地を訪れてみてはいかがでしょうか。
参考元:Reuters,
画像:シェーンブルン宮殿サイト(英文), オーストリア航空
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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