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「愛する人の姿を360度とらえておくことができたら」。そんな願いをかなえてくれるサービスが、今月から開始されました。なんとたった4枚の顔写真を撮ってアップロードするだけで、オリジナルのフィギュアを3Dプリントで作成できるのですって!

うん? 素敵なのですが、ちょっと待って。フィギュアなのに顔写真だけでいいの!? 体は一体どうするのー??

今回、新サービスを開始したのはDMM.comですが、オリジナルフィギュアを3Dプリントするサービスは、以前にもありました。一昨年から昨年にかけて、表参道に期間限定オープンしていた「OMOTE 3D SHASHIN KAN」は、世界初の3D写真館。3Dプリントといえば工業製品をつくるのが主流だった中、「えっ、人のフィギュア作っちゃうの?」と、当時海外でも話題になっていました。

筆者も息子の七五三祝いに撮影を検討していたのですが、価格が数万円すると聞いてドン引き。さらに撮影のため、15分静止していなければならないと聞いてサッパリ諦めました。そんなに長い時間、5歳児を静かにさせるなんて、魔法か麻酔かけなきゃムリですって!!

DMM.comのサービスは、前後左右の顔写真を撮影し、専用サイトにアップロードするだけでよいとのこと。価格は、1体9千9百円。撮影時間と価格がお手軽なものになった分……フィギュアの体部分は、予め用意されたコスチュームを選択するというサービスに! なるほど、そうきたかー!

はじめは本人の体でないということに抵抗感をもったものの、段々と面白く感じてきました。だって、用意されているコスチュームが多彩で、普段しないような恰好もたくさんあるのですもの! 女性でいうと、ナース、婦人警官、チャイナドレスにセーラー服。DMMの受付嬢なんてものも。マニアックすぎます。

これは……コスプレをしたかったけれど、実行に踏み切れなかった方がチャレンジするのに絶好の機会なのでは!? 男性用には、制服系のほか、戦国武将、野球選手、サッカー選手、勇者、マッチョなんてのもありますよー! もうカップルで夢をかなえるしかないですね!? 最近、結婚式場に2人の3Dフィギュアを置く方もいるそうですが、定番のウェディングドレスとタキシードではなく、コスプレ姿で来賓をお迎えするなんていかがでしょう? 本人たちならヒンシュクものですが、フィギュアならアリでしょ!

気になるのは、標準サイズの体型でない場合。太目、やせ気味の人の場合、フィギュアの調整はできるのでしょうか? DMM.comさんに伺ったところ、現在のシステムでは対応はできないとのこと。しかし、「毎月なにかしらのコスチュームを追加させていただきます」ですって! ふ、ふえるんですね! 夢が広がります……!

現在、成人男女のコスチュームしかありませんが、今月中に子ども用コスチュームも追加されるとのこと。気になる方は、のぞいてみてはいかがでしょうか?

参考元:DMM.make
執筆=大井たま (c) Pouch
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▼現在、用意されているコスチューム。あなたなら、どれを選ぶ!?

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