pen1
オフィスで、学校で、家庭で、本当に大活躍の油性ペン「マッキー」。日本に住む人なら、きっと一度はお世話になったことがあるのでは!? 

しか〜し、そんな国民的文房具のマッキーにも弱点が。それは「消せない」こと。マッキーを使用する前には、文言や場所を念入りに確認して、心の中でシュミレーション。そんな前準備をしてからやっと書き始めることが出来るという、ちょっと重い印象も拭えない筆記具でした。それでも「油性ペンなんだから消せなくてもしょうがない」とあきらめていたみなさんに朗報です。

なんと、水拭きで消せちゃうマッキーが登場したのです!

2014年6月27日(金)から全国の文具取扱店にて発売が開始されたばかりの「水拭きで消せるマッキー」。新しいもの好きの記者(=私)は、早速入手して試してみましたよ〜。果たして使い勝手はいかに!?

1976年から販売されているロングセラー筆記具の「マッキー」。実は今まで、「間違ったところを消したい」「何度も書き直せたらもっと便利なのに」等という要望が、販売元であるZEBRAに多数寄せられていたのだそう。そんな声に応えるべく開発されたのが、この「水拭きで消せるマッキー」。

ガラスやプラスチック、金属などのツルツルした面に書いたものは、布や紙で水拭きをするだけで簡単に消せて、何度でも書き直すことが出来ちゃうんです。

水拭きで消える秘密は、インクに入れられた水糊にありました。書いた時には水糊で色材が対象物に固着しますが、水で拭くとすぐに糊が溶けて色材がはがれるようになっているのだとか。

通常タイプのマッキーは油性顔料を使用していますが「水拭きで消せるマッキー」は水性顔料を使用しているので、いわゆる「油性ペン」とは違うのですが、水分に触れさえしなければ、使い勝手は通常のマッキーとほぼ同じです。

将来的に中身を変更するかもしれない収納ケースのラベリング、レストランのメニュー表示、パーティのデコレーションなどに最適な「水拭きで消せるマッキー」。ホワイトボードに月間目標を書いたり、玩具に名前を書いたりなんていう時にも活躍しそうだわっ!!(口にくわえる玩具には使えません)

「でも、実際に使ってみたらどうなの?」ということで早速、検証結果をご報告します!!

まず最初は、記者(=私)の大切な商売道具、MacBookちゃんに落書きをしてみました。消えなかったらどうしよう……
pen4

消えた!
pen6

今度はもう少し勇気を持って、5分ほど放置。
pen15

おっ、少し消しにくい…… けど消えた。
pen16

ちょっと消えにくさを感じたのは、MacBookの表面が多少ザラザラしているのが原因と思われます。

次は壁に飾っている絵に落書き。表面はツルツルの樹脂加工です。
pen2

ツルリと消えた。ほっ。
pen5

グラスにも書く。
pen10

グラスの表面に水滴がついてきたら文字も溶けてしまった〜。グラスに氷を入れる時は要注意!
pen11

駄目元で紙に書いてみましたが、やっぱり消えませんでした。てへっ。
pen12

最後に、消す時に使った雑巾はこちら。当然ですが、インクが付着しています。
pen13

こちらは水で洗ってもなかなか落ちませんでしたが、洗剤を使用すればこの程度まではキレイになりました。
pen14

「水拭きで消せるマッキー」、まだまだいろんな用途がありそうですよね。あなたの引き出しにも1本、いかがでしょうか?

【商品情報】
商品名:水拭きで消せるマッキー
価格:194円税込、色:黒・青・赤
インク:水性顔料 太細両用(太5.3mm/細1.4mm)

参照元=ZEBRA ニュースリリース
執筆・撮影=中野麦子 (c)Pouch