このところ日本全体を震撼させたニュースといえばやはり、「デング熱」。「代々木公園でダンスの練習をしていた男女が、蚊に刺されてデング熱に感染した」というもので、同公園をよく利用する方にとっては秋の行楽シーズンに向けてちょっと気がかりなところ。
同公園では早くも28日に蚊の駆除を行ったということだが……まだ、保菌蚊がいるかもしれない。というわけで、翌日の8月29日に編集部による駆除を勝手に決行することにしたのでした。
原宿駅で降り、編集スタッフと共に買い出しへ。安全を確保する装備、いろいろとそろえてきました。
花粉ブロッカーは、編集部から。防虫スプレーなどは、自宅から持参しました。
蚊への敵意を燃やしています。体温が高かったり、汗をかいたりすると、蚊は来やすいらしいです。レインコートを着てサウナスーツ状態のわたくし、ガンガン汗かいてます。そして自分は蚊に刺されやすいという説のある血液型・O型です。よしっ、来いっ、蚊ッ!
不肖、新人ライター川澄、蚊と戦うために出陣してまいりますっ! ビシッ!!!
戦いの火ぶたは切られました。さあ、ハンティングの始まりだぜぇ〜っ!!!
あっ、あのへんの草むらに蚊がいそう! よし、全艦隊突撃ーッ!!!
駆除ッ! 駆除ッ!!!
フッ、なかなか敵は出てこないものだな……。
ここで、秘密兵器・発泡酒をいただきます。アルコールを飲むと体温が上がるので蚊を引きつけやすくなるわけです。けっして行楽気分の休憩ではありません、作戦ですよ、作戦。
自然豊かな代々木公園、アリはいますが、なかなか蚊はいません。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……世界平和に貢献するのだっ! おーい! 蚊やーい! 蚊やーい!
蚊よー。蚊はいねーがー。
蚊……。蚊さん、そろそろ出てきてくださいオナシャスッ!
蚊様〜。……ゼェゼェ。
(注:アラサーの体力の限界です)
結果………
まさかの収穫ゼロ。今回、代々木公園では蚊を一匹も捕獲することができませんでした。とはいえ、しばらくは虫除けスプレーや蚊取り線香を使う、長袖を着てサンダルは避ける…などの対策をしたほうがよさそうです。
厚生労働省はこのデング熱の件について冷静な対応を呼びかけています。デング熱の媒介能力がある「ヒトスジシマカ」の活動範囲はおよそ100m程度、世代を超えての保菌はできないことから、ごく一過性の現象であるとのことです。詳しくは、厚生労働省WebサイトにあるQ&Aもご覧ください。
2014年の残暑シーズンも残りわずか、安全に、健康に、そして全力で楽しく過ごしましょう!
執筆=川澄萌野/撮影=める/撮影補助=じゅん (c) Pouch
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