飛んでくるフルーツをじゃんじゃん刀で切っていくアプリゲーム、「フルーツニンジャ」。
その単純さと、プレイ後にやってくる得も言われぬ爽快感に、ハマる人が続出。ストレス発散にも最適な同ゲームを、なんとリアルでやってのけてしまったお方が登場、その様子が動画サイトYouTubeに投稿されておりました。
着物を身にまとい、手には刀の、日本人男性。ちょんまげこそ結ってはいないものの、そのたたずまいは「忍者」というよりもむしろ、「侍」そのもの。
その後「フルーツニンジャ」さながら、次々飛んでくる果物を綺麗に、そして迷いなく切ってゆく様は、圧巻。スローで観ると、その切り口は実になめらか、そんな点もお見事です!
それもそのはず、実はこの男性の正体は、居合術家の町田勲(まちだいさお)さん。非常に高度な試斬技術で知られる彼は、現在「居合千本斬り36分4秒」ら5つのギネス記録を保持。国内外のテレビにも多数出演するなど、知る人ぞ知る剣の達人なのでございます。
米ロサンゼルスで行われたフルーツをふんだんに使用した冷凍ペストリー「Toaster Strudel」によって開催されたイベント、そこに招かれた町田さんが披露した今回の超人技。その一部始終を目にしたネットユーザーのみなさまからは、次のような声が寄せられておりました。
「すごい!」
「彼はエンドウ豆を半分に切ることもできるんだぞ」
「そういやBB弾もまっぷたつにしてたな」
「イサオ・マチダは真の男だ」
「クール」
「かっこいい」
「生で見たかった」
「リアル・フルーツニンジャ!」
おお、みなさん絶賛の嵐。そして町田さん、やはり有名人なのね……BB弾をまっぷたつとか、フツーじゃないっす! いい意味で!
しかし一方で、「スキルは大いにリスペクトする。でもパンの1切れすら手に入れることのできない人がいるこの世界で、こういったことをされると悲しい……」「食べ物を粗末にしてはいけません」といった声もチラホラ。たしかにこの点に関しては一理あるので、賛否両論出るのは致し方のないことなのかもしれませんねぇ。
とはいえ町田さんの技術に関しては、一見の価値アリ、むしろ観なきゃソン。ため息が出るほどに美しく完璧なその刀さばきを、あなたのその目で、お確かめくださいませ。
参照元:YouTube
参考:Isao Machii Official Web Site
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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