クリスマスシーズンに突入したこともあり、街中には美しいイルミネーションが続々登場している模様。
そんな今日この頃、大阪市港区にある海遊館4階のビューイングルームでは、海中のイルミネーションを見ているかのように思わせる「海の中でもイルミネーション」水中写真展が、開催されています。
【水中写真家・目黒次生氏が撮影した小さな海の生物たち】
11月28日(金)から来年3月1日(日)まで行われるという同展に展示されるのは、高知県柏島で水中写真家として活躍する目黒次生氏の作品、全24点。「イルミネーション」をテーマに、わずか数ミリの海の生き物たちを色鮮やかに切り取った写真の数々。それらがずらりと並ぶ光景……ああ、想像しただけでワクワクしちゃいますよね!
【そのあまりの美しさに思わず息をのむ……!】
被写体となった多くは、ウミヒドラの仲間やホヤの仲間など、我々にとってあまりなじみのない生物たち。その名前からは想像もつかないような美しい色彩を一目見たら、きっとあなたも圧倒されるはず。
【イソギンチャクがみせるレアなシーンも】
さらに青い光を被写体に当て、なおかつ特殊なフィルターを通して撮影することで、被写体が光っているように見える「フロー写真」による作品のまばゆさもまた、見逃せないッ。「イソギンチャクの触手の先端が光る様子」なんて、なかなか見られるものではありませんし、ね。
【高さ20mを誇るシロナガスクジラのイルミネーションも登場】
また同時期、海遊館前イベント広場では120万球の光を使用した「ちきゅうたいかんイルミネーション!」を開催中。高さ20mのシロナガスクジラのイルミネーションと合わせて、海の中で暮らす小さな生き物たちが産み出した、ミクロな世界のイルミネーションを楽しめるというこちらも、ぜひとも見ておきたいところです。
自然そのままの姿から成るイルミネーション、さらには人工イルミネーション、その両方の魅力を楽しむことができる海遊館に、この冬ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
参照元:海遊館 、アットプレス
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ウミヒドラの仲間
▼カサネイソギンチャク
▼ニッポンウミシダ
▼クロスジツツボヤ
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