寒い冬、ひとりでいるのはツライよー! どうやら、それは動物も人間も同じみたい。
多摩動物公園の公式ツイッターでは、寒さをしのぐべく、かわいい鳥さんがカラダを寄せ合って温まっている様子が伝えられました。
羽をふくらませてモッコモコになった鳥さんたちが、お互いを温め合っています。おしくらまんじゅうをしてるみたいにギュウギュウと身を寄せ合って、なんともカワイイ! 見ていると仲間に入りたくなります。
【お腹のストライプがオシャレ】
画像をみると、形やくちばしの赤さが文鳥に似てますね。でも置いてある切り株と比べると、サイズがひと回りくらい大きいようです。そして、お腹のストライプ模様がとってもオシャレ。顔をぐるっと一周する黒いラインで、目ヂカラが強調されているのもポイント。身を寄せている姿はペンギンにも似ています。鳥さんたち、いったいどこから来たの?
【名前はイワシャコ。隠れた人気らしい!】
不思議な鳥さんの名前は「イワシャコ」というそうで、キジの仲間なんだとか。確かに、キジの尾羽はシマ模様。羽を広げたところは、イワシャコのようにシマシマの柄です。
【海外では国鳥にも選ばれている】
野生ではヨーロッパやアジア等に生息していて、イラクやパキスタンでは国鳥なんですって。記者(私)は、柄の派手さから、南の方にいる鳥なのかと思っていましたが、西アジアなどの砂漠が広がる国に古くから生息しているようです。
【日本ではどこで会える?】
多摩動物公園のほか、上野動物園、掛川花鳥園などでお目にかかることができます。飛ぶより走るほうが得意なイワシャコさんは、ペットとしても隠れた人気なんですって。世界には、まだまだ不思議な動物がいるんですね!
2011年に神戸花鳥園(2014年「神戸どうぶつ王国」としてリニューアル)で撮影された動画では、砂浴び場から追い出され、ひと声鳴きながら戻ってくるイワシャコが見られます。その様子、まるで「んもー! 」と文句を言ってるみたいで、思わずムフフと笑ってしまいます。こちらもぜひ、見てみてくださいね!
参照元:多摩動物公園 公式ツイッター、 YouTube
参考:掛川花鳥園、東京ズーネット
執筆=はちやまみどり ©Pouch
寒いこの季節、サルたちがみんなで集まってぬくぬく温め合う“サル団子”をご存知か??
イワシャコたちも、寒いと団子を作るよ!中心はとっても暖かそうだよ!!(セ) pic.twitter.com/uNIDRL98pI— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) February 13, 2015
▼怒ってるイワシャコさん……カワエエ▼
コメントをどうぞ