puripara1
皆さん、プリパラってご存じですか?

プリパラはタカラトミーアーツが展開しているアーケードゲーム&テレビアニメ。うちには5歳になる娘がいるのですが、彼女が現在これにドハマリしているのです。

女の子向けのアーケードゲームやアニメというとすでにアイカツがありますが、プリパラはアイカツより後発なだけあり、子どもたちをトリコにさせる仕組みに磨きがかかっています。今回は小学生女子たちを中心に大人気のプリパラについて、その世界の一端をご紹介いたしましょう。

【プリパラってどんな話?】

プリパラとはファッションやダンス、音楽センスを競い合うオーディションが毎日のように開催されている、女の子の夢と憧れが詰まった場所。主人公の小学生5年生の女の子・真中らぁらはある日、ひょんなことからプリパラに初入場してしまいプリパラデビューすることに! 南みれぃ、北条そふぃとともにアイドルユニット「SoLaMi♡SMILE(そらみ スマイル)」を結成し、神アイドルを目指していく……。以上がTVアニメの大まかなストーリーです。

【アーケードゲームも!】

うちの娘はTVアニメからスタートしたものの、ショッピングセンターですぐにアーケードゲームを発見。以降、何度ゲームを繰り返していることか……。ゲームは1回100円と気軽に手を出せる金額ですが、一度手を出したら最後。ゲームをするごとに自分のキャラのアイドルランクを上げていけるという仕組み、ゲームごとにファッションアイテムをゲットできるという仕組みなどで子どものココロをつかんで離しません。プリパラ、恐ろしい子……!!

【トモチケを交換】

アーケードゲームのプリパラに欠かせないのが「プリチケ」と呼ばれるカード。上半分が「トモチケ」、下半分が「マイチケ」というものに別れており、切り離せるようになっています。この「切り離す」行為をプリパラでは「パキる」いうんですが、トモチケをパキって他のプレイヤーたちと交換して楽しむことも。幼稚園児、小学生ぐらいの女の子同士でキャッキャと交換してるのは微笑ましいですが、過去に娘が突然、自分の前に並んでいた成人男性プレイヤーに「どうぞ!」とトモチケを差し出したときは親としてはちょっとドキドキしてしまいました。紳士的なプリパラおじさんだったのでよかったのですが……。

【関連グッズがすごい】

TVアニメだけ観てるぶんにはお金はかからないですが、アーケードゲームでしょ? で、ゲームをするにはカードが必要になるんですが、これがまた限定コーデのコレクションなどが次々と発売される。そしてカードがたまってきたら収納するカードホルダーが必要で。その他、娘の昨年のクリスマスのリクエストは「プリパス」というスマホのような形をしたアーケードゲームと連携できるアイテムでした。さらに3月は映画が公開、4月からはTVアニメが新シーズンスタートの予定で、もうこのスムーズすぎる展開はエグいを通り越してすがすがしいほど。もうこんなんお金がいくらあっても足りないよ……!!

【アニメが意外とおもしろい】

娘に付き合って最初はイヤイヤ観ていたアニメですが、実は回を追うごとに意外とハマってる自分がいる……。登場人物がみんな可愛らしくて、ストーリーも起承転結あってちゃんとしてるんですよ。あと、『妖怪ウォッチ』と同じく親向けのネタも入ってたりするのであなどれなかったりして……。四字熟語を「女児熟女」と聞き間違えたり、レディー・ガガならぬ「レディー香川」というキャラが出てきたり。とある週のサブタイトルは『みれぃ、ぷりやめるってよ』でした……これ、絶対子どもはわかんないと思うの。完全に親ウケ狙いでしょ!

ちなみに、どこがそんなに魅力的なのか娘に尋ねてみたところ、「なんかね、ぜんぶキラキラしててかわいいんだもん!」だそうで。まあ、そういう子どもの夢や憧れる気持ちってやっぱり大事にしてあげたいと思うので、親としては適度を保ちつつ楽しませてあげられたら、と。思い返せば私たちだって、昔はクリィミーマミやセーラームーンに憧れてたことがあったんだもの。……なんて言いつつ、来月公開の映画のストーリーが4パターンあると知って、その事実だけはけっして娘の耳に入れるまいと決意してる自分がいます。何その子どもホイホイはー!(白目)

参照元:プリパラ
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼上下ともにプリパラのカードホルダー

pripara2
pripara3

▼これがプリチケ。娘は現在、「アイドルのたまご」らしい……

pripara6

▼昨年クリスマスにサンタさんからもらった「プリパス」

pripara5

▼プリパラのアーケードゲーム。人気でいつも列ができてます

pripara7