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MBS、TOKYO MXらで今年1月より放送が開始された、アニメ「ユリ熊嵐」。

深夜枠にもかかわらず大人気、それもそのはず、監督は「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」を手掛けた幾原邦彦さん。キャラクター原案を担当したのは、森島明子さん。

美しく可愛らしい女の子たち、残酷な熊、捕食シーンのそこはかとないエロティックさ。ユリが熊と出会って嵐が起こるといった意味が込められているというミステリアスなタイトル然り、多くのアニメファンが同作に惹きつけられるのも、なるほど納得でございます。

【最終回を終えたからこそ公開できる作品がずらり!】

3月で最終回を迎えた同作、その展覧会が、来る4月9日(木)から21日(火)まで、ギャラリー「pixiv Zingaro」にて開催されることが明らかに。会場には、最終回を終えた後だからこそ公開できるアニメの初期設定や複製原画が展示されるほか、幾原邦彦監督のコメントなども公開されるとのこと。ガウガウ、こりゃ「ユリ熊嵐」ファンなら絶対に行っとかないと、でしょ!

【ツイッターの声】

人気作をフィーチャーした貴重な展覧会。そのニュースに、ツイッターユーザーのみなさまも続々反応中。

「始まったら行こー」
「うおおおお行きたい」
「看板イラストがくっそかわいい」
「中野ブロードウェイか」
「行かねば」

【「ユリ熊嵐」って、どんなお話?】

と、ここで。同作をご存じないあなたのために、その内容をちょこっと、説明いたしますね。

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【凶暴化した熊が人間を襲う世界】

あるとき宇宙に浮かぶ小惑星「クマリア」が爆発し、その破片が隕石となって地球に降り注ぎました。するとこれに呼応するように、地球上の全ての熊が突然凶暴化、次々人間を襲うようになります。

【人間の世界に、人間に化けた「人食クマ」が現れて……!?】

このような経緯から、事態は人間と熊の長い戦いへ発展、いつしかお互いへの憎しみから両者を隔てるための、「断絶の壁」が築かれました。そんなある日、人間側にある「嵐が丘学園」に百合城銀子と百合ヶ咲るるという2人の転校生が。実はこの2人の正体は、人間に化けた「人食クマ」なのですが……。ここから始まる珠玉のストーリー、その続きはぜひ、あなたがその目で確かめて! 

【物語が生まれた背景に潜むものにもご注目】

レズビアンを暗に示す「ユリ」というワードと、それを裏付けるストーリー展開。またタイトルおよび内容からファンの間で推測されている、1915年に北海道で発生した「三毛別羆事件」との関連性。

こういった背景を絡めつつ、秘められた意味を紐解く作業もまた一興。しかしながら、そんなことはな~んにも知らなくとも十分に楽しめる同作。

魅惑的な世界観に触れることができる同展覧会へ、あなたもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元: TVアニメ「ユリ熊嵐」公式サイト pixiv Zingaro
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ガウガウ~~~!!