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男性は、若い女性が大好きです。目を背けたくなる現実ですが、われわれ女性はこれを直視しなきゃいけません。

しかし、男性側にも直視してもらいたい現実があります。若い女性と付き合うとお金がかかるということです。不況真っ只中のご時世に、股間が反応するからといって手に入るかどうかも分からない若い女性にお金をつぎ込んだとしても、股間が威力を発揮せずに終わることもありましょう。

そんな世の男性たちの注目を集めているのは、まだ見た目も若々しく経済的に自立している場合の多い20代半ばから30代の女性だそうです。「お互い働いているからデート代を割り勘にしやすい」という理由だけでなく、「若い子と比べると精神的に成熟しており一緒にいると安らぐことが多い」んだとか。

記者(私)も20代後半、つまり「アラサー」です。「遊ぶなら若い子、付き合うなら年相応の女性」ともいわれている“年相応の女性”の気持ちならよく分かっているつもりです。

ということで! 今回は20代半ばから30代くらいの女性がカラオケで男性に歌われると確実に恋に落ちる曲をご紹介しましょう!!

■『ルパン三世のテーマ』
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まずはテッパンのこちらから。歌詞にも「男には自分の世界がある」という一節があるように、ザ・男の世界な一曲。可能な限り低い声でダンディーなフェロモンを醸しだしながら恥ずかしがらず堂々と歌い上げるところがポイントです。

途中で長めの間奏が入るのですが、その際に「なにか飲む?」など、女性を気づかう態度を示せば「男の世界に没頭するだけでなく、女性のことも大切にできるジェントルメンなのね!」的な印象を与え、女性の心というトンデモないものを盗むことができるでしょう。

ちなみに、記者は当時、盗まれました。

■『宇宙戦艦ヤマト』
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こちらは変化球です。基本的な効果は『ルパン三世のテーマ』と同じですが、ルパンとは規模が違います。なにせ舞台は宇宙です。宇宙の彼方に運命を背負い飛び立つ/戦う男、燃えるロマン、だれかがこれをやらねばならぬ……ザ・男の世界!

しかし、ちゃっかり「必ずここへ帰ってくる」「愛する人よ」と女性や家庭や友を思う気持ちも描かれているので、「この人は地位と名誉だけを生きがいにしているゲス野郎とは違うんだ!」と意中の女性に思ってもらえましょう。

ちなみに、記者は当時、「この男、ゲスじゃねぇ!」と思いました。

■スピッツ『大宮サンセット』
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スピッツが嫌いな女性はほとんどいません。スピッツの曲は定番中の定番です。しかし、『空も飛べるはず』や『ロビンソン』あたりのメジャーな曲ばかり歌っていては、20代半ばからの女性を落とすことはできません。精神的に(ある程度)成熟した女性は、メジャーなミュージシャンのマイナーな曲を歌われるとグッとくる傾向にあります。

隠れた名曲だと効果は倍増。そこでピッタリなのがこちら。初っ端から「この街で俺以外、君の可愛さを知らない」と来たもんだ。若いってだけでチヤホヤされていた時期を過ぎたアラサー女子の心をダイソンでも太刀打ちできない吸引力で惹きつけること必至です。

ちなみに、記者は当時、彼のダイソンにゾッコンになりました。

■『隣組』
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多くの人は「この歌知らない」と思うでしょう。しかし、20代半ば以降の人であれば、メロディーだけは最低1回は聞いたことがあるはずです。なぜならば、この曲は「ド・ド・ドリフの大爆笑~♪」の元ネタでありメロディーは全く同じ。曲自体および“ドリフターズ”の印象によって、「あら~。和やかな曲だこと」と女性に思わせたら勝ちです。実はこの曲、戦前の日本の恐ろしい習慣を表した曲だそうで……。

曲についての解説は省きますが、とりあえず「この曲、実はね」などと解説すれば、自分がいかに博識かを女性にアピールできます。優れた遺伝子を欲するのは、女性も男性も変わりなく本能で決まっているもの。博識であることは「優」です。「うんちくウゼェ」と思われない限り、女性はあなたに好意的な視線を向けるでしょう。

ちなみに、記者は当時、「えー!! そうなんだ!! 私の知らないことを教えてくれるこの人が好き!」と思いました。

■『にんげんっていいな』
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カラオケの締めに歌うべき曲。クマの子見ていたかくれんぼ~♪ ってやつですね。これを締めに歌われると、下心が微塵も感じられなくて好感が持てます。

……が! 「お尻を出した子」「暖かい布団」などの表現があるため、女性にアレなサブリミナル効果的なものを植え付け、逆にアレアレな展開に導く可能性を秘めているスゴイ曲でもあります。

ちなみに、記者はお家(自宅)が大好きなのでアレアレな展開になったことはありません。

以上です。これらをマスターすれば、男性は意中の20代半ば~の女性を落とせること確実です。女性はおそらく、筆者とほぼ同世代であれば猛烈に首を縦に振っていることでしょう。

男女の楽しいカラオケライフが全国各地で実現されるよう、心からお祈りしております。

元画像=ぱくたそ
執筆・アートワーク=シマヅ (c)Pouch

▼ルパン三世のテーマ

▼宇宙戦艦ヤマト

▼大宮サンセット

▼隣組

▼にんげんっていいな