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2005年以降、毎年GW頃に東京で開催されてきた、日本最大のクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」も、今年で11回目。

同イベントにおけるアーティスティックディレクター、ルネ・マルタンさん自ら「生まれ変わり」を宣言した今年のテーマは、「PASSIONS(パシオン)」。

魂の奥底から放たれる強い感情を軸に、「祈りのパシオン」「恋のパシオン」「いのちのパシオン」という3つの扉が用意された今回、果たしてどのような盛り上がりをみせるのでしょうか。

【今年から、より幅広い層が楽しめる方向性へとシフト】

これまで作曲家や時代、都市などクラシック音楽の文脈に沿ったテーマを選んできた「ラ・フォル・ジュルネ」でしたが、今年を境に「自然やダンスなど、古今東西あらゆる文化を貫く普遍的なエレメントをテーマに」「時代やジャンルを越えた拡がりのあるプログラムに」するというアイデアにシフト。この試みによって、従来会場へ足を運んでいたクラシックファンのみならず、老若男女ありとあらゆる人々が楽しめる音楽祭になるとのこと。

【怖がらずに足を運んでみるべし!】

ふわーお、これなら「敷居が高い……」な~んて臆せずに、気軽に遊びに行くことができそうっ。折しも音楽を楽しむには絶好の気候ですし、心躍りますよねぇ!

【有料公演・無料イベント・飲食スペース……さて、どこへ行こう?】

今期間中、行われる有料公演は全部で135(!)。好みのコンサートをチョイス、それらをハシゴするというのが、同イベントにおける醍醐味なのですが、「タイムテーブルを自分自身の手で決めるってなかなか難しいのよね。有料公演のほか、無料で楽しめる各種イベントに食事やお酒を楽しめるスポットも点在。しかも3日間もあるわけで、要は状況は、夏フェスとほぼおんなじなわけなのですよ……!

【初心者に優しい各種ガイドがいっぱい!公式サイトをチェキラ☆】

どう行動すればいいのかわからない……そんなあなたは来場前に、公式サイトをチェック。有料公演および各種イベントの詳細だけでなく、「ラ・フォル・ジュルネ」にゆかりのある方々が提案する “私のタイムテーブル” に、抑えておきたい “今年の聴きどころ”。さらには “3分で見つかる! あなたにピッタリのコンサート” “イベントの歩き方” などなど、同イベント初心者にとってありがた~い情報がたくさん掲載されているの。

【大手町・丸の内・有楽町エリアがクラシック音楽に満ちあふれる3日間】

詳細を知れば知るほどワクワクが止まらなくなってくる同イベントは、5月2日(土)から4日(月・祝)までの3日間、東京国際フォーラム・よみうりホール・大手町&丸の内&有楽町エリアにて開催。家族連れでも思いっきり楽しめますので、GW中お時間があればぜひ、足を運んでみて!

参照元: ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015公式サイト
執筆=田端あんじ (c)Pouch