「和食」としてユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、世界中で高評価を得ている日本食。でも外国の人たちは、一体和食の何を評価してくれているのでしょうか?
本日は、タキイ種苗がインターネットを通じて20代から70代の日本在住の外国人112名を対象に行った「日本の食文化に関する意識調査」の結果をご紹介。日本人とは違った視点で和食をみる日本在住の外国人から得られた意外な回答に驚きです。
【日本食の素晴らしいところ】
まずは日本食の素晴らしいところに関する質問。1位は食材が新鮮、2位は盛りつけが美しい、3位はヘルシーで健康的という結果に。
海に囲まれてインフラも発達した日本では、ほぼどの地域でも新鮮な食材を手に入れられるんですね。盛りつけの美しさは、やはり日本の料理人のレベルの高さでしょう。分かってはいたことですが、あえて指摘されると嬉しいものです。
【母国に勧めたい日本食】
そして注目したいのが、母国に勧めたい日本食。日本を代表するお寿司やてんぷらを差し置いて1位にランクインしたのはなんとラーメン。その後2位は寿司・刺身、3位は天ぷらと続きます。
ラーメンは美味しいです。クセになるのも分かります。だけど日本食のいいところは確か、ヘルシーなところだったのに、その辺いいのかしら。頭で理解していることと本能の欲求は違うのですね。この結果をなんだかとても嬉しく感じるのは記者(私)だけでしょうか。
【日本食を食べる頻度】
さらに、1週間の間に日本食を食べる回数は平均10.9回となり、全食事回数を21回とすると、約半分は日本食を食べている計算に。
日本人でも朝はトーストだったり、ランチはハンバーガーだったりと日本食にベッタリなわけではないことを考えると、これはかなりの高頻度。日本に住んでいる外国の方、日本食を気に入ってくれているようです。
また、嫌いな日本食にあげられた日本食は、納豆、漬け物といった発酵食品と、寿司、刺身、生卵といった生食が多かったよう。馴染みの薄い匂いに慣れることや先入観を取り除くことは難しいということが分かります。
以上、日本に住んでいる外国の方は総じて日本食に好意的であることが分かりました。それにしてもラーメンが1位って、やるな!!
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