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弘法大師空海の手で、密教の道場が開かれてから今年で1200年。

4月2日(木)から5月21日(木)までの間さまざまな法会が行われているのですが、その一環として行われるイベントが、本日ご紹介する「高野山1200年の光」。

【声明×映像×光!】

プロジェクションマッピングとレーザーが融合した最新の映像技術を用いて、「僧侶=大塔=大日如来=弘法大師」を結ぶ、「声明(しょうみょう)」「映像」「光」の共演。

【超サイケな公式サイトに度肝を抜かれます】

高野山御開創1200年を祝し、「南無大師遍照金剛」をテーマにお大師様へ報恩謝徳の祈りを捧げる……といった壮大な企画になっているので・す・が! 公式サイトが超サイケ&スペーシー(!)で、まずはソコに腰を抜かしそうになるのよね、これが。

【嬉しいことに入場無料だよ~~♪】

5月12日(火)から17日(日)まで行われる同イベントは、なんと入場無料。1日2回、19時20分と20時10分に行われるのだそうで、お近くの方は今日にでも観に行くべき! 

【「イベントに足を運ぶべき理由」とは?】

なぜならば、まず第1に、会場が高野山における2大聖地の1つにして世界遺産「高野山 壇上伽藍」である時点で、かなりレア。

【世界的に評価の高い「高野山声明」】

そして第2に、イベント時に披露される高野山の声明は、近年、従来の「仏教の伝統的儀式音楽」という枠を超えた存在として評価されているという点。

昨年は日本・スイス国交樹立150周年記念「バーゼルフルートトリオと南山進流声明ツアー」にも参加、そのヨーロッパのグレゴリア聖歌にも似た心に響く音は、スイス人の観客らに「聖書の言葉が心に浮かんだ」と言わしめたほど。世界中の人々の心に訴える高野山声明を生で聴くことができる機会は、そうそうありませんわよ。

【総合演出は、サイケミュージックがお好きな方にはおなじみ「COSMIC LAB」】

そして第3に挙げるべきは、今回声明と共演されるみなさんもまた、錚々たる顔ぶれであるという点。

総合演出はミックスメディア・プロダクション「COSMIC LAB」が担当。BOREDOMSやRAMM-ELL-ZEEなど数々のミュージシャンとのVJセッション経験を持つ同プロダクション代表取締役にして映像作家のColo GraPhonic氏ら、注目のライティングアーティストたちが、高野山を「光」で満たします。

【UFOが飛んできちゃう……かも!?】

さらにそこへ、「音」として和楽器演奏集団「独楽」が加わって起こる、誰も観たことのなかった化学反応。その結果を想像するに、もはや公式サイトのデザインよろしく、UFOの1つや2つ、飛んできちゃいそうな勢いですっ! いや、マジで。

【13日に無事初日を迎えました】

なお、初日の12日(火)は台風のため中止になってしまったそうですが、翌13日(水)は無事に開催された模様。その貴重な全貌はInstagramハッシュタグ「#koyasan」などで確認することができるので、ぜひこちらも合わせて、チェックしてみて。

参照元: 高野山1200年の光 Instagram
執筆=田端あんじ (c)Pouch