仲良くふたつ並べられた、クマのぬいぐるみ。でもよ~く見ると、片方は新品同様にぴっかぴか、もう片方はかなり使い古されているのでしょうか、お世辞にもキレイだとはいえない様相をしています。
海外サイト「reddit」で話題になっているこちらの1枚。双方には一体、どのような物語が隠されているのでしょうか。
【ひとつは息子に】
投稿者であるUsernameIWontRegretさんによれば、ふたつのぬいぐるみはどちらも、今からさかのぼること30年前、1985年におかあさまが「初めて子供が生まれた記念」として購入した品であるとのこと。
ひとつは、投稿者さんの兄にプレゼント、その後彼は30年間、手渡されたクマのぬいぐるみを大切に持っていたのだそうです。
【30年間大切に保管され続けたぬいぐるみ】
そして月日は流れて、現在。長らく誰にも使用されることなく、大切に保管され続けていたという、新品のクマのぬいぐるみ。その出番がとうとうやってきます。
【もうひとつは孫に】
プレゼントの相手は、30年間クマを大切にしてきた兄の、生まれたばかりの息子さん。今はぴっかぴかのぬいぐるみもやがて、お兄さんのクマのようになるのでしょうか。ふたつのぬいぐるみの全く異なる、これまでの道程、そしてこれから。なんだか感慨深くなってしまう1枚ですよねぇ。
【ネットの声】
ぬいぐるみ画像を見たネットユーザーのみなさまは、「同じの持ってる!」「ぬいぐるみと毎晩一緒に寝てたなあ」といった具合にノスタルジックな気分に浸る者。一方で、「あなたにはなにもプレゼントされていないの?」「あなたがいるのに、新品のままぬいぐるみは保管されてたってこと?」といった声も、多数寄せられておりました。
【背景を知るといろいろ考えちゃいますね……】
これに対し投稿者さんは、「特になにも。4人目の子供だったし」と回答。う~む……この意見もまた、いろいろと感慨深いものが……。
人に歴史があるように、物にも歴史が、そして物語がある。そのことを深~~く考えさせられる、興味深い1枚ですね。
参照元:reddit
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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