いつもひと足先のトレンドを見せてくれるファッション業界。もう2016年春夏コレクションの新作発表の時期のようです。そこでひときわド肝を抜かれたのがトム・ブラウンのメンズコレクション。
トム・ブラウンといえば、以前当サイトでも紹介したことがありますが、スーツ姿のゾウやクマ(のかぶり物をしたモデル)がランウェイを歩く、あのブランドですよー!
……今回はまた一段とヤバかっこいいことになってるじゃないですか。
【今回のテーマは「ジャポネスク」】
トム・ブラウンの今作のテーマは「ジャポネスク」。ジャポネスクとは、外国人の目を通して見た純日本的な雰囲気のこと。作品を見てみると、たしかに日本的なのかもしれないけれど、その解釈があまりにぶっ飛び過ぎててどうにもこうにも戸惑いを隠せません……。
【タモ……さん?】
顔は白塗り、洋装ぽさを感じさせながらも富士山や鶴、菊といった日本的なモチーフが描かれたキモノスーツ、足元は足袋に下駄。髪型は芸者っぽいカツラ姿のモデルたちがいるいっぽう、ピチっとした真ん中分けでサングラスをしたモデルたちも……これは往年のタモリさんをオマージュしているのか!?(たぶん違う)
どれもこれも見ていて飽きないトム・ブラウンの2016年春夏メンズコレクション。正直、笑っちゃうぐらい面白いんだけど、でもたとえば外国映画で間違った日本描写を見たときのような不快感もいっさいないのがステキ。このヤバかっこいい独自の世界、もっと堪能したい方はトム・ブラウンのFacebookページをチェックしてみて!
参照元:トム・ブラウン/Facebook
参考:STYLE.COM
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼着物っぽくもありスーツっぽくもあり
▼ネットでは小梅太夫との声もあがった芸者っぽい髪型&ファッション
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