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みなさま、本当においしい「なめたけ」を食べたことがありますか?

瓶詰めのモノとは歯ざわりが全然違う、シャッキシャキのなめたけが、おうちで簡単にできるんです。包丁もまな板もいりません。火を使いさえしないから、本当にラク! レンジのあるところなら、ご家庭のみならず職場でもできちゃう一品なんです。お願いします、騙されたと思って、ぜひぜひ一度だけトライしてみてください!

それでは早速はじめましょう! 

用意するものは、えのきだけ1袋、タッパー、はさみ、醤油とみりんを大さじ1ずつ。

■ えのきを切ってチンしよう

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きのこ類は洗う必要がありません。えのきの根元を切り落としたあと、3センチくらいの長さにチョキチョキとカットします。それからタッパーのふたを軽くかぶせて、600Wで2分間ほどチン(時間はあくまで目安)。きのこの香りが漂ってきて、えのきがしおらしくなっていればOKです。

■ 醤油とみりんを入れて、もういちどチンしよう

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続いて、クタッとしたえのきに、醤油とみりんを大さじ1ずつ回しかけます。

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えのきと調味料を軽く混ぜましょう(計量スプーンでそのまま混ぜれば洗い物が減りますね!)。もういちどフタをかぶせて、再度2分間加熱します。水分がグツグツ泡立つのが確認できたら、2分たっていなくてもOKです。

■ できちゃった!

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ハイ! これでなめたけのできあがりです! 温かいままでも美味しいのですが、ここで味見をすると、その場で完食してしまう可能性が大! まず最初はあら熱が取れてから冷蔵庫でつめたく冷やして、ごはんと一緒に召し上がれ。もちろんお酒のアテにも最適。

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麦ご飯に、このシャキシャキのなめたけと卵の黄身をおとして刻み海苔をかけると、もうそれだけでご馳走! お素麺をいただくときのめんつゆに入れても美味ですよ。大根おろしと混ぜて冷しゃぶなんかもどうですか?

■ アレンジもたくさん!

このなめたけ、基本の味付けは「醤油:みりんを1:1」なのですが、慣れてきたらお好みで味付けを変えてみましょう。おろししょうがや粉山椒、食べるラー油やポン酢なんかで和えてみても楽しいですね。毎日違ったバリエーションでなめたけをいただけちゃうんです。

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しいたけやしめじなど、たくさんのきのこを用意して、調味料をだし汁に変えると、何にでも使える「きのこミックス」のできあがり。こちらも、完食必至の優秀選手!

えのきは栽培が天候に左右されないので、価格の変動は比較的少ないもの。安心して毎日食べられます。ですが、いくらおいしいとはいえ、きのこだけでは栄養不足。お肉やお野菜もちゃんと召し上がってくださいね。

撮影・執筆=綾部 綾 (c)Pouch