去る8月5日、オーストラリア・タスマニア州に暮らす男性、Tim Besharaさんによって投稿された1枚の写真が、現在世界中で注目を集めています。
「野生動物の世話をする仕事をしている母親が、送ってくれた」
こちらのコメントと共に掲載されていたのは、赤ちゃんカンガルーがテディベアをギュッと抱っこしている、あまりにもキュートなショットでした。この子の名前は「ドゥードゥルバグ(doodlebug、アリジゴクの意)」、Timさんのお母さんの元、育てられているのだそうよ。
でも、どことなく切ない感じがする。それは、ドゥードゥルバグが、親を失ってしまった子だから。
【可愛いけれど、なんだか寂しそう……】
自分の大きさとさほど変わらないぬいぐるみを抱えるその姿は、人間の幼児と全く同じ。しかしながら表情がどこか曇っているように見えるといいますか、寂しそうに思えてしまうのはきっと、私だけではないはず。
【ツイッターの声】
ドゥードゥルバグとテディベアのツーショットを目にしたツイッターユーザーのみなさまも、以下、続々反応を示している模様です。
「魅力的な写真ね」
「素敵な写真をありがとう」
「なんて可愛らしいの」
「ふわっふわだな!」
「心が温まったわ」
「赤ちゃんとテディベア、両方抱きしめたい!」
「泣いちゃう」
【テディベアは “友達” 】
Timさんによればこちらのテディベア、ドゥードゥルバグの良い友人になればという願いを込めて、彼のお母さんがあげたものなのだそう。
【注:ワラビーではなくカンガルーの赤ちゃんです】
「保護された動物の孤児たちの多くが、人間の子供と同じように、テディベアに興味を示します。彼らはどうやら、ぬいぐるみを仲間とみなしているようです」
ドゥードゥルバグが新生児の頃から世話をしているという、Timさんの母親Gillianさんは、海外サイト「Mail Online」による取材に対し、こう話しています。また同サイトによれば、ツイートで「ワラビー」と紹介されていたけれど実際は「カンガルー」の間違い、また現在では健康状態もすっかり回復し、元気に走り回っているんですって。
【印象的なショットは今現在も、世界に拡散されています】
オーストラリアのみならず、イギリス、さらにはロシアやブラジルのメディアまでもが取り上げた、印象的なショット。
その可愛らしさに目を細めつつも、同時に、切なさで胸がいっぱいになる。見る者の胸を打つ1枚に、あなたはなにを思うでしょうか。
参照元:Tim Besharaさんツイッター 、Mail Online
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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