夏休み真っ只中、街はいつも以上に、休日を楽しむ子供たちであふれています。本日はみなさまに、そんな今だからこそご覧いただきたい「誘拐事件」を注意喚起する、興味深い実験動画をご紹介します。
「FouseyTube」こと、フィルムメーカーのYousef Saleh Erakatさんによって制作されたこの動画、登場するシチュエーションは、現実に起こっている誘拐事件の実例です。
【今後の参考にしてみてください】
こういった状況に実際に直面したら、はたして自分はどう判断し、どう行動するのか? ジャッジが難しい事例なども交えて紹介されているため、色々と考えさせられる必見の1本となっております。
【明確に助けを求めてくれたなら、まだわかりやすいのだけれど……】
たとえば、子供たちが
「男がボクを車に乗せようとするんだ」「ずっとついてくる男がいるんだ」「ボクを無理やり、トイレに連れていこうとするんだ」
このような言葉で話しかけてきたら、多くの人が「ただごとではない」「助けなければ」と咄嗟に思うことでしょう。この場合は、助ける側にとって、まだわかりやすいケースです。
【恐怖で、声を発すことができない子供もいます】
しかし、あまりにも恐いために、子供がいま自分が置かれている状況を口にできない場合はどうでしょう?
こういったシチュエーションこそが最も難しく、助ける側自らの第六感が試される……そんな状況なのではないかと思われます。
【「この子は自分の子」と誘拐犯に言われてしまったら?】
意を決して、あなたに助けを求めてきた子供。その後に現れる「この子は息子なんですよ」と、にこやかに話す誘拐犯。そして子供は、恐怖でそれを否定することすらできない。こういった事例も実際の誘拐事件で起きているのだそうです。
【子供の挙動や表情に注意してみて! 】
子供が「助けて」と言葉を発していない場合、大人としては非常に判断が難しくなります。だって判断材料は、子供の挙動と表情、これのみなのですから。
事実、実験においても、「なんだ、いたずらだったのか~」と子供を置いて去っていってしまう人もいたりして、観ていると非常に複雑な心持ちになってしまいます。
【1人でも多くの子供が、誘拐被害に遭わないように】
自分の注意力と判断が、目の前にいる子供の心と体を、命を助けることに繋がる。そのことを痛切に感じさせてくれる同作は、ひとりでも多くの人にご覧いただきたい作品です。これ以上、誘拐による被害者を出さないために、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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