台湾で宿泊予定のホテルに無料のレンタル自転車があるーーー。
それならば、観光に便利そうだし乗ってみたいなぁと思われるかもしれません。でも海外で自転車に乗るって、なんだかドキドキしません……!?
そこで今回は、台湾で自転車に乗るときに気をつけたいルールをご紹介します!
【台湾は右側通行!】
日本と台湾でいちばん大きく異なる点は、台湾では自転車は右側を通行しなければいけないということ。
頭ではわかっていても、慣れるまではうっかり左側を走りそうになってしまうかもしれないので注意して。
【車道を走るときはバイクに注意】
道路によっては車道の右側に「機慢車優先」と書かれた、バイクや自転車優先のレーンが設けられているので、そこを走りましょう。
もし自転車専用レーンがない場合は、車道を走行するのが基本です。
逆に2車線以上の道路の左側にある「禁行機慢車」と書かれているレーンは、バイクや自転車が走ってはいけないレーン。
台湾の道路はバイクの交通量が多いので注意しつつ、なるべく右側に寄りながら運転するとよいでしょう。
特にラッシュアワーの7時半〜9時頃、17時〜19時頃は交通量が多いので、より注意が必要です。
【交差点の「二段階左折」に注意】
「二段階左折」の標識がある交差点では、1度に曲がらず2段階で左折します。
左折するときは信号の横に「二段階左折」マークがないか、必ずチェックしましょう。
まずは直進し、向かい側に設けられている「機慢車待轉區」というエリアで待機してから曲がります。
【降りたらどこに駐輪すればいい?】
自転車は路肩にある二輪車用駐車スペースに駐車することができます。障がい者用の二輪車用スペースに駐車することはできないのでここでも注意が必要です。
駅前などには、自転車専用の駐車スペースが設けられている場所もあります。
【台南の道路は台北とちがう?】
私は台南旅行で宿泊したホテル「小南天生活軽旅(SSS Life Hotel)」に無料のレンタル自転車があったため、台南観光はほとんど自転車で移動しました。
普段は台北市や新北市で自転車に乗っている私ですが、いつもと違うなぁと感じた点は、自転車専用レーンをほとんど見かけなかったこと。
でも「バイクや自転車の優先レーン(機慢車優先)」は多くの道路で設けられていたので、運転はしやすいと感じました。交通量も台北と比べて少なかったのでよかった……!
台湾で運転をするうえで気を付けたい点について詳しくは、台湾の「道路交通安全督導委員会」が提供している『台湾における外国籍の方の交通安全に関する注意事項』のページを参考リンクからじっくりご覧ください。
自転車で移動するとローカルの空気をより感じられるので、ぜひ交通ルールを守って安全運転で楽しんでみてほしいです♪
参考リンク:道路交通安全督導委員会(台湾)
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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