ステージで美しくポージング。音楽が鳴り始めるそのときを、緊張した面持ちで待つ5人の少女。
彼女たちだけでパフォーマンスするのかと思いきや、おや? メガネの少女が1人、遅れて登場してきましたよ。
猫背でトボトボと歩くその姿は、およそバレリーナらしからぬ振る舞い……。それに私(記者)、メガネをかけて踊るダンサーってあまり見たことがないのですが、これでいいんですかね? こ、これからパフォーマンスだというのに、大丈夫かしら……。
【名門校の生徒たちのはずなんだけど……?】
動画サイトYouTubeに投稿されていた作品に出演している少女たちはどうやら、三大歌劇場のひとつ、ウィーン国立歌劇場バレエアカデミーの生徒である模様。
同校というと、1771年創立(!)という歴史を誇る名門校。こんなスゴイところで学んでいる彼女たちですもの、きっとさっきのは気のせい。そう、なにかの間違いなのよ。
【振り付けを間違えてるっ! しかも何回も!!】
……いや、間違っていたのは、私じゃなくて彼女たちのほうだわ。動画を観進めていくうちに、あなたもすぐさま、そう思うに違いありません。というのも彼女たち、思いっきり振り付けを間違えているんですよね~~~!!
【そしてミスの連鎖は続く】
1人間違えたと思ったら、次は別の少女が間違える。進行方向を誤ったり、飛ぶべきところで飛ばなかったり。面白いくらいに “ミスの連鎖” が続くので、途中から誰が間違えているのか、そもそも全員間違えているのか、それすらもわからなくなってくるよおおお!
【とても笑いをこらえきれません】
ことごとく間違える彼女たちに、観客も笑いをこらえきれない様子。あちらこちらで上がる笑い声にも、つい誘われてしまいますっ。もうこれは、確信犯ですね、完全に。
【もう、ぐっちゃぐちゃです】
ちなみに……途中輪になって、隣同士「互い違いに上体を上げ下げする」振り付けがあるのですが、個人的にここが、最大の面白ポイントひとつめでした。
いちど動きが乱れると、あとはドミノ倒しのように、もう止められない。みんな自分の隣にいる少女の動きに合わせようとするため、もう収拾がつかなくなっちゃうのよね。
【ラストシーンが、まあヒドイ!!!】
ぐちゃぐちゃになったまま、ラストシーンへ突入するも、そのラストもこれまたヒドイありさま。
ここが面白ポイントのふたつめなのですが、「よくもまあここまで間違えた振り付けを “完璧に” 踊ることができるよなぁ」と、感心せずにはいられませんでしたわ!
それではみなさま、大変お待たせいたしました。少女たちの見事なまでの “失敗パフォーマンス” を、ごゆっくりお楽しみくださいませ~。
参照元:YouTube
参考:WIENER STAATSOPER BALLETTACADEMIE
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ひどすぎる(笑)
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