今月10日、台風18号に伴う豪雨の影響により、浸水や冠水など数多の被害に見舞われた茨城県常総市。
NHKオンラインにて現在、このたび起きた記録的豪雨災害の様子を360度撮影で記録した画像が、公開されています。
【巨大な池と化した住宅地】
鬼怒川の堤防決壊による浸水で取り残された住民の人数は、およそ3800人。浸水地域は最大で40平方キロメートルにもおよび、周辺はまるで、池あるいは沼のような状態に。
【災害がすべてを変えた】
「豪雨災害で失われた地域の日常」と題された画像には、浸水している状態の常総市と災害が起きる前の常総市、双方がワンクリックで表示される仕組みになっており、その前後のあまりの違いに大きな衝撃を覚えずにはいられません。
【言葉を失う光景がそこに】
いつもあたりまえにそこにあった、道路、立ち並ぶ住宅、豊かな水田。整然とした街並みが一瞬にして、湿地帯のような様相に。そしてその後、土とがれきの山となる。そのあっけなさ、無情さに、言葉を失います。
【多くの爪跡を残していったけれど……】
多くの人の生活を一変させ、すべてを流し去ってしまったこのたびの豪雨災害。土地にも、人々の心にも深い爪跡を残したこの日を、もしかしたらいずれ私たちは、忘れてしまうのかもしれません。
【スマートフォンでも観ることができます】
しかし、こうして記録に残しておいたなら、いつでもあの日を思い出すことができる……。
NHKのジャーナリズム精神に胸を打たれる360度画像は、PCはもちろん、スマートフォンでも観ることができる模様。
近距離で視聴し続けると気分が悪くなることもあるので注意が必要ですが、興味を持たれた方はぜひ、ご覧になってみてください。
参照元:豪雨災害で失われた地域の日常 、データなび – NHKオンライン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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