東日本大震災発生から12年。そして今年2023年は関東大震災発生から100年目となる節目の年でもあります。

災害はいつ起こるかわからないもの。だからこそ「もしも」に備えておきたいーーー。

コミュニケーションアプリ「スナップチャット(Snapchat / 通称:スナチャ)」では、3つの防災ARレンズ(フィルター)を公開中です。

なかなか学ぶ機会がない「消火器の使い方」や「AEDの使い方」、「自宅が浸水したときのシミュレーション」を通して、防災意識を高めましょう!

【アプリにアクセスしてレンズを起動しよう】

スナチャに公開された「消火器の使い方のレンズ」「AEDの使い方のレンズ」「洪水シミュレーションのレンズ」。

レンズとは「フィルター」のことで、3つの防災ARレンズには、

・スナチャでスキャン可能な特殊な画像「スナップコード」をスキャンする
・スナチャのカルーセル

のいずれかの方法でアクセスできます。

【その1:消火器の使い方】

消火器の使い方を紹介するARレンズ「消火器の使い方のレンズ」を開くと、炎と消火器が現れて、

1. 安全ピンを引き抜く
2. ホースを外して火元へ向ける
3. レバーを握って消火剤を放射

という3つの消火手順を体験できます。1番最初に手順を示して、そのあと実践に入るのでわかりやすい!

【その2:AEDの使い方】

AEDの使い方を紹介するARレンズ「AEDの使い方のレンズ」を開くと、等身大のデジタル傷病者とAEDが現れます。手順はこちら。

1. フタを開けると自動的に電源がONになるので音声ガイドに従う
2. 電極パッドを貼る
3. 放電ボタンを押す

消火器のときと同じように、手順を示したあと、実践へ。いずれも何度も繰り返し行えるので、頭と体に叩き込むことができました。

ふむ……この学び方、ありかも!

【その3:洪水シミュレーション】

浸水レベルを疑似体験できるARレンズ「洪水シミュレーションのレンズ」では、洪水を視覚的に疑似体験することができます。水位は、ハザードマップにも記載されている30cm・50cm・100cmから選択可能。

水位30cmでは水圧でドアが開かなくなり、水位50cmになると住宅が床上浸水となり大きな被害が生じ始めるそう。さらに水位100cmに達すると、徒歩での避難が困難に……。

レンズを通して疑似体験することで、より “自分ごと” として実感できるのではないでしょうか。

【いつかのもしもに備えよう】

消火器もAEDも、使用する機会は突然やってきます。洪水だって、いつなんどき起こるかわかりません。

特にAEDは、災害時以外にも使用する可能性があるので、「防災知識」のひとつとして身につけておきたいもの。

いざというときに慌てないで済むよう、スナチャで練習しておきましょう。

参照元:プレスリリース、Snapchat[消火器のい使い方レンズ][AEDの使い方のレンズ][洪水シミュレーションのレンズ]
執筆:田端あんじ (c)Pouch