渋谷区では、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認めるパートナー証明書を発行する、全国で初めての条例が区議会で可決されました。
そこで同区にあるウェディングフォト専門スタジオ「STUDIO NAGANUMA」では、LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)カップルを対象としたフォトウェディングプラン『PHOTO WEDDING for LGBT』をこの10月からスタート。
「結婚式は予定していないけど、写真は残しておきたい」と考えるカップルには、注目の内容となっているみたい!
【LGBTってなあに?】
プランの説明の前に「LGBT」について、ちょこっとご説明。レズビアン(女性の同性愛者)・ゲイ(男性の同性愛者)・バイセクシュアル(両性愛者)・トランスジェンダー(心と体の性の不一致を含む、性別越境者など)にあたる人々を意味する頭字語が「LGBT」です。
ちなみにセクシュアル・マイノリティは、厳密にいうと「LGBT」の4種類だけではなく、 心の性別が流動的な人、または好きになる性がない人にあたるQ (ジェンダークィア)を含めた「LGBTQ」または「LBGTs」という表現も用いられています。
【自慢の総合力でカップルをバックアップ☆】
同フォトスタジオを運営する株式会社長沼では「LGBTカップルを積極的にサポートし、幸せのお手伝いをしたい」という考えのもとに今回のプランをスタート。
「長沼静きもの学院」の運営、および全国の婚礼会場でのヘアメイク・婚礼着付の提供、婚礼貸衣裳店の運営を行っている同社ならではの “総合力” で、カップルのみなさんをバックアップしてくれるようよ。うん、心強い!
【プランの内容を教えて!】
同スタジオが提案する『PHOTO WEDDING for LGBT』の内容は、次のとおり。
・個室での支度、個室スタジオ(又はハウススタジオ)での撮影
・ドレスやタキシード、和装など、カップルの要望に合わせた衣裳の提案
・リーズナブルな撮影料金(衣裳・ヘアメイク・小物・撮影が含まれる)
・「カメラマンの指名」「撮影スタイル」など希望に合わせたプランニング
【これだけできてこの値段はお値打ち】
一生の記念となる写真ですもの、どうせなら気が済むまでとことんこだわりたいっ。そんなカップルたちの願いを叶えてくれるであろう同プランのお値段は、洋装撮影ならば平日25,000円、和装撮影ならば平日35,000円(いずれも税抜)。
そのほか詳細は、参照元サイトをチェックしてみて。
いろいろなニーズに応えるプランが、この先ますます増えていきそうな予感。今後の展開から目が離せませんねっ。
参照元:STUDIO NAGANUMA 、アットプレス
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼和装か洋装か……悩むところだわ
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