火星に1人取り残された男の物語、映画『オデッセイ』が絶賛公開中ですが、本日みなさまにご覧いただくのは、同作の主人公の気持ちをほんのちょっぴり体感できる必見動画。
1月30日にNASAがフェイスブックに投稿した、火星を360度パノラマで見ることができる、臨場感に溢れた映像です。
【57枚の写真を繋げています】
クリックしドラッグすることによって、手軽に火星を探索できます。足元に広がるでこぼことした砂丘を撮影してくれたのは、探査車「キュリオシティ(Curiosity )」。
火星の砂をサンプルとして持ち帰る役割を担う同車に付属されたアーム、「マーズ・ハンド・レンズ・イメージャー(Mars Hand Lens Imager/MAHLI)」が、1月19日に57枚の写真を撮影。NASA公式サイトによれば、それらを繋げて作られたのが、同ムービーなのだそうよ。
【火星を堪能してください】
どこまでも広がる砂丘。これぞまさに、映画『オデッセイ』の世界!
なおNASAフェイスブックには「キュリオシティ」のセルフィー写真も公開されているのですが、こちらも360度パノラマ映像同様に臨場感たっぷり、必見の1枚となっておりますよ。
【火星移住化計画が現実味を帯びてくる】
昨今では、2025年までに火星に人類初の永住地を作ることを目的としたオランダの民間非営利団体「マーズワン」が話題となりましたが、今回の映像はこの話によりリアリティーを持たせる貴重な資料に思えます。
人類がどんどん、火星へと近づいていく。そのことを実感できるこのムービーを、それではさっそくご覧になってみて。
参照元:Facebook @MarsCuriosity (NASA’s Curiosity Mars Rover) [1]、[2]、NASA
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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