アメリカのニューヨーク州アムステルダムにある小さな農場「オーバールック・エーカーズ」。この農場に暮らすウサギの赤ちゃんホイールズが、いま注目を集めています。
きっかけは農場が投稿した動画や画像。そこに収められていたのは、小さな小さな体のホイールズ。下半身にあるのは、お手製の車いすです。一体どうして、車いすが必要になってしまったのでしょうか。
【ホイールズを襲った悲劇】
農場の投稿によると、事件が起きたのは、ある凍えるような寒さが襲った夜のこと。
ホイールズは、食用のうさぎ。そのため普段は外で飼育されておりまして、彼の仲間のほとんどが、寒さで死んでしまったのだそう。しかし納屋にはまだ、凍結寸前になりながらも息をしているウサギが1匹おりました。それが、ホイールズだったのです。
すぐさまクリスティーンさんをはじめとする農場のスタッフたちによって室内に運ばれ、体を温めてもらったホイールズ。その甲斐あってか、数日後には食欲が戻ったといいます。
しかし、後ろ足を動かすことができず、そのまま下半身は麻痺状態に。それでも元気に他の赤ちゃんウサギよりも早く動いていたホイールズ。クリスティーンさんは、おもちゃのスケボーを1ドルショップで買ってきて、ホイールズに小さな靴下をはめたお手製の車いすをプレゼントしました。
走り回ることができるようになって、本当によかった! ちなみに、ホイールズは食用にされることなく、これからも室内で育てられるみたいですよ。
【絵本を作るプロジェクトも立ちあげられました】
さらにこの物語は続きます。ホイールズのお話を絵本にするためのプロジェクトが、クラウドファンデイングサービスの「Kickstarter」に立ち上げらました。
これからどういった展開を見せるのでしょうか。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
参照元:Overlook Acres [Facebook、YouTube]、Kickstarter
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼車いすをちゃんと使いこなしていますね♪
▼車いすがない状態
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