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2009年に東京で結成されたダンスパフォーマンスユニット、WORLD ORDER。

2015年より、ボーカルの須藤元気さんはプロデューサーに専念。6人編成となり、より洗練度が高まった彼らのダンスは、同グループ最大の武器といえるでしょう。

当サイトでは、かつて幾度も彼らによる秀逸なMVをご紹介してまいりましたが、本日ご覧いただくのは、待望の新作! 

2016年2月27日(土)にYouTubeに投稿された『QUIET HAPPINESS』の中国編、そしてインド編です。

【背景と人々の表情に注目!】

中国編とインド編、どちらも現地で撮影されておりまして、もちろんメンバーによる唯一無二の “ロボットダンス” も必見なのですが、特に注目すべきはその国ならではの背景と、地元の方々のリアクション。

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【個人的にはインド編が好き】

これまで日本国内でもロケを重ねてきたWORLD ORDER。その際も、道行く人々は不思議そうに彼らのダンスを見守っておりました。

今回もその点は同じですが、背景、そして人が異なると、雰囲気はがらりと変わる。個人的にはとりわけ、極彩色溢れるインド編に目を奪われた次第!

【秩序 VS 無秩序】

雑多な街中、傍若無人に駆けめぐる乗り物、そして人々。無秩序な往来のなか、規則正しくロボットダンスを続けるWORLD ORDERの存在はかなり異様で、インドの方々も目を向けずにはいられない様子。

“半裸にネクタイ” という格好でガンジス川で沐浴したり、道路の真ん中でグースカ眠りこける犬の傍らでダンスをしたり。こういった、インドならではな混沌とした風景をも楽しめるところが、同作の大きな魅力だと思うのよ。

【視聴者の声】

中国編:
「素晴らしい、大好きです」
「中国へようこそ」
「台湾にも来て」
「上海は都会化されて、非常に未来的に見えますね」
「おお。私の故郷じゃないか!」

インド編:
「須藤さんはどこ?」
「6人になったんだ」
「携帯電話を取り出して撮影する人が、1人もいない」
「インドの雑然とした雰囲気がよく伝わってくる」
「通行人が加わってきたらおもしろいのにね」

こちらは各MVを視聴したみなさんからの言葉。インド編にある「携帯で撮影する人がいない」は、言われてみると、たしかにそう! こういったところにもその国の背景が表れていて、とても興味深いですねぇ。

ってなわけで、背景にもぜひご注目を。ほんの束の間、海外旅行に行ったかのような気分になれる2作品を、それではごゆっくりお楽しみくださいませ。

参照元:YouTube / WORLD ORDER[1][2]
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼中国編

▼インド編