3月14日(月)放送の日本テレビ系『しゃべくり007』に登場した、俳優の東出昌大さん。
このときのコーナー「東出昌大の『戦いたい人007』」に、「MOROHA(モロハ)」というまだ知名度の高くない音楽ユニットが登場。この2人組を観て、衝撃を受けた方が数多くいたのだそうです。
その事実を知り、番組を観ていなかった私(記者)は、大いに興味を惹きつけられました。
調べてみると、MOROHAは昨年6月にも、生田斗真さんの「今もっとも会いたい人」として同番組に出演していた模様。その際にも出演者および観客の心をがっちりとつかんでいたようで、「ブルーハーツ以来の衝撃」「これ売れるんじゃない?」という称賛の声があがったのだそう。
【初「MOROHA」は衝撃体験でしかなかった】
そうと知ったら、音楽ファンとしては、聴いておかずにはいられないっ! さっそく同番組の東出さん出演回で披露された楽曲『革命』、そして生田さん出演回で披露された『三文銭』を聴いてみたところ……
みなさん、これはすごいです。事件です。
心揺さぶられるとは、まさにこのこと。というかむしろ、心の中に問答無用でズカズカズカーっと踏み込まれて、もっとも柔らかい部分をギュッと掴まれた。あっという間に涙が溢れてきて、そんな自分自身の反応に戸惑ってしまう。たとえるならば、そんなところ。
【ギター&MCのみというシンプルな構成】
ギターのUKさんとMCのアフロさんからなる2人組・MOROHAは、2008年の結成。
「感情の破裂音としてのラップ、繊細かつ獰猛なギターリフ。個々の持ち味を最大限に生かす為、MC+Gt(編注:ギター)という最小編成にこだわる」
【「こういうジャンル」と断定できない】
公式サイトにあるこの記述のとおり、ギターとMCのみで構成されるMOROHAの楽曲は、ヒップホップでありパンクでありロックでもある。「これ!」と1つのジャンルに絞りきれない音楽性と、有無を言わさず自らの世界観に聴衆を引きずり込む圧倒的パワー。それが彼らの持ち味だと、私は感じました。
【自分の反応に1番びっくりした】
特に『革命』の持つ “訴える力” はすさまじくて、曲の冒頭を聴いた段階では、ここまで心震えるだなんて、予想だにできなかった。
実は私、かねてから “熱さ” や “青さ(若さ)” に満ちあふれた音楽がどうも苦手でして、『革命』の冒頭にもそういった印象を抱いたのです。「これはちょっと苦手なジャンルかもしれないな……」と居心地悪く聴いていたところ、突如、曲の流れが大きく変化。
その瞬間からは、もうノンストップでMOROHAワールドが心を侵略。「え? え? なにこれ!?」とわけがわからないうちに心を持っていかれてしまった。私のMOROHA初体験は、衝撃と驚きとグシャグシャの涙に終始して、「ライブを目の当たりにしたら私どうなっちゃうんだろう」と思った次第。
【とにもかくにも、まずは聴いてみて!!】
……とまあ、いくら語っても彼らの楽曲を聴かないうちは1割もその良さが伝わらないと思いますので、まずは1度聴いてみてください。
「好きか嫌いか」とか「かっこいいいかそうじゃないか」とかではなく、「なんだかよくわからないけど心を打たれる」曲を奏でるグループ。それがMOROHAだということが、きっとわかると思うので。
参照元:MOROHA official website、YouTube/MOROHAjp
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼革命
▼三文銭
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収録後、東出昌大さんにCDを渡すと
「既に持ってます。」
と言われ
「じゃあ大事な人にプレゼントして下さい。」
と伝えると
「大事な人にもちゃんと買って渡します。ありがとう。」
と返された。
男前が中身まで男前の場合、我々うどん顔一族はどう太刀打ちしたら良いだろう、と思った瞬間。— MOROHA AFRO (@MOROHA_AFRO) March 14, 2016
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