英ウェールズで発見されたのは、車に群がるおよそ20,000匹以上の蜂たち!
キャロル・ハウワース(Carol Howarth)さんが所有する銀色の車を、彼らは2日間に渡って占拠。だけど一体なぜ、こんなことになっちゃったっていうの!?
【ギャー! 車がすんごいことになってるう!】
事件が起こったのは、ハウワースさんが自然保護区から戻ってきた、その帰り道。買い物をするために車を止め戻ってきたところ、愛車の表面が蜂・蜂・蜂だらけ。どうやらうっかり保護区から、蜂たちを連れてきてしまった模様。
そこへたまたま通りがかったのが、国立公園の職員トム・モーゼス(Tom Moses)さん。海外サイト「Mashable」によると、彼はこのとき即座に、地元の養蜂協会および仲間のレンジャーに助けを求めたのだそうです。
【48時間も車を占拠】
蜂たちを殺すことのないよう、ボール箱を用いて慎重に捕獲。これによって、いったん車は元通りの状態になったのですが、「CBS News」によれば、翌朝には再び同じ状態に! 夕方までかかってようやく、すべての蜂を取り除くことができたんですって。
【こんなん絶対無理】
虫の中で、蜂が最も苦手な記者(私)は、もしも自分がこういった状況に直面したらと想像しただけで卒倒しそうです。ひょっとしたらすべてをあきらめて、その場を去ってしまうかもしれない……。
【女王蜂の後を追ってきた模様】
海外サイト「Metro News」が報じた、英養蜂家支援団体「Pembrokeshire Beekepers Assocation」ロジャー・バーム(Roger Burn)さんのインタビューによると、蜂がこのように集まってしまった原因はおそらく、女王蜂がなんらかの理由で車の中に侵入したこと。
【引っ越し先として選ばれてしまったのかも?】
甘いものにでも誘われたのでしょうか? 車に入り込んで出られなくなった女王蜂。その後を追って、2万匹以上の蜂たちはおよそ48時間もの間、車に張り付いていたようです。
「山田養蜂場」ウェブサイトによると、春から初夏にかけての時期は、女王蜂およびミツバチたちの引越しシーズンなのだとか。ひょっとしたら女王蜂、この車を新たな引っ越し先として気に入ってしまったのかもしれませんね。
参照元:Facebook / CBS News、Facebook / Tom Moses、CBS News、Mashable、Metro News、山田養蜂場
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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