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[公開直前☆最新シネマ批評・インタビュー編]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかからおススメ作品の女優を直撃インタビューします。

今回直撃インタビューしたのは、今夏の超話題作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016年7月9日公開)に出演しているハリウッドの新ミューズ! マイカ・モンローさんです。

マイカさんは、カイトボーディング(大きなカイトで受けた風を揚力にしてボードに乗って水上を走るスポーツ)の選手であり、なんと世界第2位の実力者でもあるのです。この美貌で女優&カイトボーディング選手ってすごすぎ!

というわけで、日本初来日のマイカさんに映画のこと、彼女自身のことなど聞いてきましたよ!

【物語】

人類がエイリアンとの闘いに勝利してから20年たち、人類は新たな襲撃に備えて、エイリアン宇宙船の技術を地球防衛システムに利用し、構築することに成功。国家間の闘いもなく、平和な地球を保っていた……のですが、エイリアンはアフリカに宇宙船を残しており、それが長い年月を経て目覚め、地球にエイリアンを呼ぶ信号を宇宙に送っていたのです。

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そして再びエイリアンが来襲。各国の主要都市を破壊していく中、ESD(地球宇宙防衛)は必死に応戦するのですが……。

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【マイカ父は『インデペンデンス・デイ』の大ファン!?】

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マイカ・モンローさんは、次世代セレブという言葉がピッタリの美しい20歳の美人女優です。カイトボーディングの選手だけあって、均整のとれたボディはうらやましい!

まずは大ヒットした前作『インデペンデンス・デイ』の続編に出演した経緯から聞いてみました。

マイカ「父がこの映画の大ファンで、私は10歳のとき、父と一緒に見ました。自宅のテレビで、まだVHSのビデオだったわ。私も大好きな映画です。出演はオーディション。最初はキャスティング・ディレクターと面接して、続けて監督と面接。そのあと主演のリアム(・ヘムズワース)との相性を見てもらって最終的に5人の女優が残ったの。その中から私が選ばれました」

――あなたが演じたパトリシアは、元大統領の娘ですよね。彼女のどんなところに魅力を感じますか? 役作りは?

マイカ「パトリシアにはすごく惹かれましたね。彼女は2つの仕事を持っています。ひとつは戦闘パイロット、もうひとつは大統領のスタッフとしての仕事です。でも内面は、母を亡くして、元大統領の父は変わってしまって、彼女は人生の中でいろいろな波を経験してきたと思う。たくさんギブアップもしたでしょう。パトリシアのそんな複雑な心を演じようと思いましたね」

【キャストのみんなで撮影合間にやっていたこととは?】

――あなたはカイトボーディングの選手だったんですよね。どういう経緯で女優になったのですか?

マイカ「カイトボーディング選手になるつもりで17歳のときにドミニカ共和国に移住したんです。でも前から知り合いだったエージェントの人から“出演してみたら?”と声がかかって、オーディション受けたら通って、やってみたら楽しくて(笑)。カイトボーディングは今もしていますが、趣味の範囲で。第一に考えているのは女優です。カイトボーディング選手は毎日トレーニングしているから、女優をやりながら選手は無理。絶対にかなわないわ」

――リアム・ヘムズワース、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムとの共演はいかがでしたか?

マイカ「リアムはLovely(笑)ハリウッドには態度が大きいな……と思う人もいるけど、彼はそういうところが全然なくていい人。共演できて楽しかったです。

ビルは父親役なので、できる限り一緒にいるようにしました。お互いに好きな音楽のプレイリストを交換して、それがきっかけで世代の垣根を超えることができたと思います。

ジェフは……My Jeff(笑)彼はものすごくユニーク! 撮影でみんな疲れているとき、映画のタイトルを言って、誰が出演しているか当てるムービークイズを出したり、劇を選んで、配役も決めて、みんなでやってみたり。しんどい現場をそうやって盛り上げてくれました」

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――まさか撮影合間にキャストで寸劇していたとは! 見たいものです。ところでパトリシアはジェイクと恋仲ですが、彼のどこに惹かれたのでしょうか?

マイカ「彼はバッドボーイだから、みんな幼なじみのディラン(ジェシー・アッシャー/パイロット)とくっつくと思いますよねえ。彼はまともだし。でも女の子ってワルに惹かれる一面ってあるでしょう。私もそうだもの(笑)」

【憧れの女優、大好きな監督はあの人!】

――『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』に出演し、マイカ・モンローの名前が世界に羽ばたきますが、今後キャリアの変化はどう考えていますか?目標の女優、一緒に仕事したい監督は?

マイカ「キャリアについてはまだわからないです。大作に出て無名の俳優がスターになっていくのを外側から見ていたことはあるけど、自分が中に入るとわからないものです。これから変化していくのかな。目標とする女優は、メリル・ストリープ。彼女の演技は見ているだけで学ぶことがたくさんありますね。監督は……作品が大好きだからクエンティン・タランティーノ監督の映画に出たいです。『キル・ビル』が大好きなの」

――タランティーノ監督の映画、似合いそう~!では、最後にこの映画を見る日本のファンにメッセージを。

マイカ「この映画を楽しんでください。そういう映画に仕上がったと思います。何か楽しいことないかな?と思ったら『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』をぜひ見に来てください!」

映画で見るままの美人さんですが、映画より大人っぽく、スター女優になりそうな予感大のマイカさん。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』での悩みながらも打倒エイリアンに立ち向かうヒロインを熱演するマイカ・モンローに注目です。

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撮影(マイカ・モンロー特写)取材・執筆=斎藤 香

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
(2016年7月9日より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー、トラヴィス・トープ、ウィリアム・フィクトナー、シャルロット・ゲンズブールほか
(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

▼オフィシャル記者会見の様子
来日会見

▼映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」予告編