私は普段、裸眼の状態で生活しておりますが、仕事をする際にはブルーライトをカットするレンズが入ったPCメガネをかけます。また外出する際にも、ダテメガネをかけたり、サングラスをしたり。
そもそも目が悪いのであれば「寝るとき以外は常にメガネをかけた状態」という方もいるはず。Pouch編集部のNもメガネ常用者なのですが、彼女からこんな悩みを聞きました。
「いっつもメガネの鼻パッド跡が消えない……もしかしたら、色素沈着してるのかも」
【跡がついたまんまの人、いるよね】
し、色素沈着! 私は色々なかたちのメガネをつけたり外したりしているせいか、こういった悩みに直面したことはありませんでした。しかし言われてみれば、跡がついたまんまの人、たまーに見かけるような……。
【お医者さんの話】
岐阜市にある形成外科・美容外科・美容皮膚科「ぎふスキンケアクリニック」のウェブサイトによると、「メガネの鼻当ての当たるところって、黒ずんでシミになっている方はとても多いと思います。このシミは慢性的な機械刺激、つまりパッドによってこすれたり圧迫されたりして皮膚が慢性炎症を起こした状態が続くため、炎症後色素沈着が全然改善しない状況になっています」とのこと。
なるほど、Nの症状はやっぱり、色素沈着なのかも?
【メガネ跡を予防する4つの方法】
メガネ跡についてさらに調べてみたところ、このクリニックが推奨している方法も含め、「メガネ跡予防対策」は次の4つがでてきました。
1. メガネの種類を細かく使い分け、同じ場所ばかり鼻パッドが当たるのを防ぐ
2. できるだけ軽いメガネを着用する
3. 鼻パッドの素材を変える。プラスチックをやめて、シリコン素材などやわらかいものに
4. メガネを細かく調整し、メガネが鼻に当たる場所や角度を変える
【鼻パッド跡対策商品を使ってみても良いかも】
鼻パッドの素材に関して、各メーカーが工夫を凝らしているようです。Zoff は鼻の跡を軽減するエアクッションパッドを採用していたり、メガネ部品を取り扱う株式会社ササマタは、化粧用のパフを表面素材にしたパッドが開発されていたり。悩んでいる方は、自分にぴったりのパッドを探してみるといいかもしれません。
【血行を良くする方法もおススメ】
またNは自ら、解決方法を編み出した模様。それは、メガネ跡のある部分に蒸しタオルを当ててマッサージを行い、血行を良くするというもの!
蒸しタオルを用意できなかったNは、熱湯をかけたティッシュで代用したそうなのですが、それでも「跡がうすーくなったような気がする」とのこと。温かい蒸しタオルで行えば、効果はさらに高まりそうです。
今回挙げたすべての方法を試しても跡が消えない場合は、お医者さんへ相談してみるといいかも。もしもあなたが「メガネ鼻パッド問題」に直面しているというのであれば、さっそくトライしてみてね!
参照元:ぎふスキンケアクリニック、Zoff、株式会社ササマタ
執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch
▼なかなか消えないメガネ跡……
▼熱々のティッシュでマッサージしたところ
▼薄くなったような! 気がする!
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