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誰にでも向き不向きはあるもので、お料理が上手な人もいれば、手先が器用な人もいて、みんな違ってみんないい。でも、自分ができないことができる人には、やっぱり憧れます。

だから、不器用な私なんかは、この「刺繍ラーメン」を見たときに我が目を疑いました。えええええ、刺繍なの!?って。ホントにあなた、これ刺繍なの!?って、ビックリしちゃいました!

【刺繍家による「刺繍ラーメン」に驚愕】

「刺繍ラーメン」は、ipnot(イプノット)さんが制作したもの。自身のTwitterアカウントで「刺繍ラーメン一丁あがり!」とツイートし、その写真を公開しているのだけれど……すんごい。何これ、繊細さが溢れ出してる。

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【トッピングもパーフェクトな仕上がり】

あまりにも驚いたので、ipnotさんにお話を聞いてみることにしました。

ipnotさんは刺繍家として活動しており、「刺繍ラーメン」は器以外はすべて刺繍でできているとのこと。フレンチノットステッチという縫い方で、1日ががりで縫い上げたそうです。

ラーメンの麺をお箸で持ち上げている写真は、ちょっとした遊び心。裏側から糸を輪になるように出して、麺のようにしてみたのだとか。

チャーシューやシナチク、味玉なんかのトッピングも完璧だし、ここまで完成度の高いラーメンを刺繍で作れるんですね~。上手に刺繍するコツを聞くと「布をピンっと張って、縫うときの力加減を均一にすること」と教えてくれました!

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【いつの日か501個の作品が並ぶ!】

ipnotさんのTwitterには、「刺繍ラーメン」のほか、「刺繍ごま団子」や「刺繍セキセイインコ」なども投稿されています。

これらは「5O1embroidery」という個人プロジェクトに関連したもので、500円玉ぐらいの大きさの丸い作品を501個作る!を目標に掲げているそうな。刺繍アートが501個も並んだら壮観だろうなぁ~。

「刺繍ラーメン」で247個目らしく、残りの約半分、どんな作品が誕生するのか楽しみです!

参照元:Twitter @ipnot公式サイト
Photo:ipnot, used with permission
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch