「1カ月着回しコーデ」といえば女性ファッション誌の人気企画。さまざまな雑誌で特集が組まれていますが、『CLASSY.』は毎回いろんな意味で要注目といえます。
着回しが参考になるというのもありますが、Pouch でも紹介したことのある「主人公が『妊娠してるかも!?』と言い出すところから始まる」など、ツッコミどころ満載すぎるトンデモ設定も見逃せないポイントです。
そしてそして。現在発売中の『CLASSY.』2017年4月号でもスゴイのが来ちゃったよ! 特集「GUでトレンドお試しの3月着回しDiary」では、“主食はどん兵衛”という過去最高レベルに貧乏すぎる女子が登場。……ヤバい、着回しどうのこうの言ってる場合じゃない。
【過去最高レベルの貧乏設定】
今月の1カ月着回しコーデの主人公は陣野薫子。デザイン事務所に勤めるグラフィックデザイナーなのですが、入院中の母の治療費や弟の学費を負担しているため、6畳一間のアパート暮らしで主食はどん兵衛という貧乏女子。玉の輿願望があり、相手を見つけるべく日々合コンなどに勤しんでいます。
……って、何このしょっぱすぎる設定。母の治療費や弟の学費ってリアルすぎるよ! 主食はどん兵衛とか読んでるこっちが切なくなってきます……。
【医者との出会いがおとずれるも……】
極貧女子のため、薫子のファッションのワードローブはもっぱらGU。GUのみで1カ月着まわすというかなりの荒業なのですが、そんな彼女にパリ留学経験のある医者との出会いがおとずれます。
「どん兵衛をすすりながらLINEのやりとり。(略)この人と結婚できたら、お母さんの治療費と弟の学費問題がいっぺんに片づくかも」
ファッション誌なのにこんなに夢も希望もなくてええんかーーーっ!!
【ストーリーもトンデモなのだ】
しかしこの医者オトコ、どうにもうさんくさいのです。彼の友人が「あいつはただの売れない画家で、医者じゃない」と暴露したり、工事現場で働いている彼と遭遇してしまったり……。
そしてとうとう、実際は医者ではなくその日暮らしの画家志望だったことが判明。しかも「もう一度、パリに渡って絵を学びたいんだ。僕の夢に一緒についてきてくれるかな?」と言う彼。
いやいやいや、こういう夢追い人的な男性はヤバいって。しかも医者だってウソついてたからね? もちろん断るに決まってるよね!? ……と思いきや、薫子の返事は「もちろんです♡」。えぇぇーーー……?
【マジで着回しどころじゃなかった】
お母さんの病気の治療費は? 弟さんの学費は? と読者置いてけぼりなラストにポカーン。今回も期待を裏切らないトンデモ設定&ストーリーっぷりが炸裂した『CLASSY.』4月号。気になる方は雑誌を買ってみてね。そして次はどんな1カ月コーデを見せてくれるのか……いろんな意味で目が離せません!
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