難問ばかりが並ぶ「イヤァオ漢字ドリル」や、お揚げとキスする「あげキッス」など、毎回斜め上すぎる企画で我々を驚かせてくれる日清のどん兵衛。

このたび新たに提案したのは「どんPay」

「なんたらPay」が溢れていることで、ユーザーが置いてきぼりになっている現状をどうにかするためのアイデアらしいのですが……。「どんPay」の見た目、明らかにどん兵衛のお揚げなんですけども~~~!?

【このPR動画、既視感あるゾ】

ほかの「なんたらPay」同様、お揚げをピッとかざしてお会計できるという「どんPay」。

その素晴らしさ(?)を世に広めるべく作られたのは、『どん兵衛からキャッシュレス社会に一言』というタイトルの動画です。

美しい海と砂浜をバックに、どん兵衛が「おーい! 最近のキャッシュレス、多すぎちゃうかーー??」などと叫んでは、あちこち移動。

最後は海に飛び込む、といった内容となっているのですが……。

いやコレどう見ても、「せやろがいおじさん(※YouTubeやツイッターで人気の、時事問題をわかりやすく説明してくれる沖縄のお笑い芸人)」のパクりですよねーー??

【どこまでパクるのか】

「どんPay」PR動画はもうひとつあって、こちらは「漫才コンビ『宮川大助・花子』の宮川大助師匠(70)がどんPayを手にしたままダンスを踊る」といった内容になっているのですが……。

これ、お笑い芸人の宮川大輔さんが出演してる「PaypayのCM」のパクリですよねーーー!?(※Paypayの許可は得たそうです) というか、名前まで似せてくるのやめて(笑)。

【なんとまだ「開発していなかった」】

こんな感じで、すがすがしいほどの “パクリ芸” を披露しつつ、「どんPay」の良さをアピールするどん兵衛。

公式サイトでは、どんPay導入に向けてファミリーマートにプレゼンに行く様子が公開されています。

「お揚げなのでスマホ要らず、高齢者でも使える」「お金がないときは食べられる」といった利点をあげては、「どんPayって、どない?」とプッシュしているのですが……

まさかの事実が判明。なんと「どんPay」、まだアイディア段階で、開発していないというんです~~~! 完全に「勇み足」~~~!

【あえなく中止に→でも「どんPay」の名前は残るようです!?】

これがきっかけで、「食べられるキャッシュレスなんて誰も求めていない」ということに気づいたどん兵衛。開発を中止し、ファミマへの導入もなくなったということです。

その代わりとして、ファミマでどん兵衛を買うことを「どんPay」と呼ぶことにしたそう。5個購入ごとに1個もらえる、など嬉しいキャンペーンが期間限定で行われるので、「どんPay」してみてはいかがでしょうか。

参照元:どんPay、YouTube[1][2]
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼『どん兵衛からキャッシュレス社会に一言』

▼宮川大助師匠が出演する『どんPayって知ってはりますか?篇』