2017年の春、東京では全国で最も早く桜が開花! となると、楽しみなのが「お花見」ですよね。お花見といえば友達や仲間とワイワイというイメージが強いですが、最近は新しい楽しみ方が広がっているようです。

マクロミルが20歳から35歳の男性500人、女性500人に行った「お花見事情」のアンケートの結果、最新のお花見スタイルはズバリ「お気楽」がキーワード。ワイワイ盛り上がるお花見に参加しながらも、同性だけで気楽に過ごしたり、ひとりで楽しんだりという人も少なくないようなんです!

【お花見の目的はやっぱり「桜を見る」】

まずお花見の目的を聞いたところ、「桜を見る」が76.5%で圧倒的! これは当然でしょうかね。2位は「飲食を楽しむこと」(43.6%)、3位は「お酒を飲むこと」(29.4%)と、花より団子の人も多いようです。

【裏目的は「食べ物」「話題作り」「口実」】

でも実はほかの目的もあるんじゃないの? ということで「人には言わない・言えない本音も含めた目的」=「裏目的」を聞いてみたところ、メイン目的とのギャップが高い順に「飲食を楽しむこと」「『お花見に行ったよ』という話題作りに」「出かける口実やきっかけとして」となりました。

「本当は花より団子です」という人や、「季節のイベントだから行っとかなきゃ」と思ってる人、「写真を撮ってSNSにアップしたい」と思う人など、それぞれ思惑があるみたい。あとは「デートの口実に」とか「好きな人と一緒に」とか、恋のチャンスだと思うも少なくないんでしょうね。でも最近は「もっと気楽に楽しみたい!」という人が増えているようで……。

【同性だけのお花見は「気楽」!】

男だけ・女だけなど「同性だけ花見」の経験を聞いてみると、57%が「ある」と回答。話題や食べ物、服装などを含めて「余計な気を使わなくてよい・気楽だ」という理由が大きいようです。確かに女子だけなら、ガハハと大笑いしても、ちょっと飲み過ぎても大丈夫ですもんねっ。

【ひとり花見経験者は意外に多い!?】

さらに「ひとり花見」の経験をたずねると、22%が「ある」と回答。私は意外に多いなと思ったんですが、どうでしょうか。

また、ひとり花見をする理由は「気ままに楽しめる」「ゆっくり静かに花見ができる」「好きなだけ写真が撮れる」など。確かにみんなと一緒だと、食べることやおしゃべりに夢中になって、桜をちゃんと楽しめなかった~! なんてこともありますもんね……。

ちなみに、「ひとり花見が好き」というPouch編集スタッフは、「大学生のとき、就活が嫌になって眠れなくなって、お花見に行こうと朝3時から歩いて新宿御苑まで行きました。桜を見ながらコンビニで買ったお団子を食べてたら『就活なんてどうでもいいや。自分って何がやりたかったんだっけ』と冷静に、でもポジティブに考えられました。きっと桜効果」とのこと。

早朝や夜など静かな時間帯、しかも澄んだ空気のなか、きれいな桜をひとりで眺めていると、こんなふうにスーッと落ち着いていろいろ考えられるのかもしれませんね。

お花見シーズンまでもうすぐ。みなさんは、どんなふうに楽しみますか。

参照元:プレスリリース
執筆=シナモン / 画像=Pouch (c)Pouch