心を奪われたが最後、身の回りのものすべてをそのブランドで統一する人は一定数いると思うんです。

日本でも人気の「ティファニー(Tiffany & Co.)」は、この望みを叶えてくれるブランドかもしれません。

「EVERYDAY OBJECTS」と名付けられた日用品には、ティファニーの毛糸玉ティファニーのコーヒー缶、さらにはティファニーのストロー(!)などがずらりと並んでいるのですが、驚くべきはそのお値段

数百円、数千円で手に入るものは皆無。なんと中には100万越え(!)のものまであるんだから、白目をむいてひっくり返りそうになってしまいます。一体こんなの誰が買うんだよおおおおお!!!

【フツーの日用品ではありませんでした】

なお100万越えの商品とは毛糸玉のことでして、正確に言うと9000ドル(約100万円)也。しかしこの値段には理由があるんです。

毛糸玉は銀の含有率92.5%のスターリングシルバーでできており、すべてハンドメイド。そのうえ限定5つしかないという、超プレミア品なのであります。

【どれも目ん玉飛び出る金額です】

実は今回紹介した商品の数々はすべて、「日常で使う実用品を芸術作品に変換する」をテーマに作られたもの。

ストロー(約3万9000円)に、コーヒー缶(約17万円)はどちらも同じくスターリングシルバー製。


そのほかには紙コップ風のカップセット(約1万円)に、アイスクリームスクープ(約4万2000円)に、ピザカッター(約1万9000円)、卓球のセット(約7万4000円)などがあって、バラエティー豊富だけどどれもこれも超高額~~~!!!

 

【貴族のための定規もありました】

ちなみに個人的にツボだったのは、ティファニーの定規分度器です。これらのアイテムにもスターリングシルバーが使われているのですが、一見しただけだと “フツーの文房具” にしか見えないんですよね。

でもこういった “わかりにくさ” があるほうが、なおのこと “通っぽく見える” のかも……? 繰り返しになりますが、ほんとこういったものって誰が買うのでしょうか。セレブか貴族にくらいにしか、ゲットできない品ばかりだわっ。

参照元:Tiffany & Co.
執筆=田端あんじ (c)Pouch