柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』が、2017年12月17日に最終回を迎えました。

思えばスタート時から、話題に事欠かなかったこのドラマ。三浦春馬さんを始めキャストがことごとくイケメンぞろいだったり、高橋一生さん演じる政次の処刑シーンが流れるや否や “政次ロス” が起きたり。と思ったら今度は、ある日突然サブタイトルがベルばら化したり……。

出てくる人物が無名な人ばかりだったり、そもそも史実がハッキリしていなかったりする点でも、注目度の高いドラマだったのではないでしょうか。

【総合力が高すぎる大河ドラマでした】

史実がハッキリしていない大河ドラマというのは、支持を集めにくいもの。特に歴史を知っている人からしたら、物語の世界に入り込みにくいとも言えると思うんです。

ところがこのドラマは、秀逸な脚本魅力的な登場人物たち、そして強烈でじわじわ度高めなサブタイトル(「信長、浜松来たいってよ」「本能寺が変」など)などの力で、回を追うごとにどんどん視聴者の心を惹きつけていきました。

【歓喜! 総集編やるってよ】

そういった意味で実に革新的だった『おんな城主 直虎』。「実は全く観ていない」「ところどころ見逃がしている」という方々に、朗報がございまする~!

暮れも押しせまった2017年12月30日に、全4章からなる総集編の放送が決定。午後1時5分から5時43分までノンストップで観れば、たった半日で、『おんな城主 直虎』の物語やその世界観をざっくり知ることができるんです♪

https://www.instagram.com/p/BczWvkRFvFf/

【視聴者からは喜びと感謝の声が】

番組公式ツイッターやインスタグラムは「総集編では、ここだけのカットが!?」というコメントもあって、ず~っと欠かさず観続けてきたという人にとっても、新しい発見がありそう。

嬉しいお知らせにツイッターユーザーも大興奮。告知ツイートのリツイート数は1万3800超、「いいね」の数は2万9000超に達しています。

コメントもたくさん寄せられていて、

「いつも見始めては途中リタイアしていた大河ドラマでしたが、直虎は毎週楽しみで、初めて完走しました!」
「こんなに感動あり、涙あり、笑いありで大河ドラマを見たことはありませんでした!」
「教科書にも取り上げられていない一地方の小さな話を一年間にわたって見せていただき、とても感謝しています」
「奸臣の小野但馬、悪女の築山殿、狡猾な於大の方、井伊を奪った近藤、残虐な信長の誰一人として完全な悪人に描かなかった脚本に脱帽。この世の中には良い人も悪い人もおらず、良い時と悪い時があるだけというのが伝わってくる。こんな物語が生まれる世の中はまだ棄てたものじゃない」
「史実がない中、点と点をつなげるように描き、過去に書かれた人物像をひっくり返した。 “これまで誰も知らなかった世界” を構築し映像化することで大河ファン以外のハートもつかんだ、革命的な物語だったと思います!」

といった具合に、感謝の思いで溢れておりました。

https://www.instagram.com/p/Bc17RgrlK-G/
このあたりにもぜひ注目して、総集編をご覧になっていただければと思います。各章のサブタイトルも「これが次郎の生きる道」「直虎の覚醒」「逃げるは恥だが時に勝つ」「井伊谷は緑なり」となかなかの攻め具合なのも、最後の最後までサイコーすぎでしょ~~~!!

参照元:NHKTwitter @nhk_naotoraInstagram @nhk_taiga_naotora
執筆=田端あんじ (c)Pouch