映画化もされた “男女逆転・大奥” こと、よしながふみさん原作の人気コミック『大奥』(白泉社)のドラマ化が決定~!

ドラマ制作を手がけるのはNHK。原作漫画と同じく3第将軍・家光から幕末・大政奉還までが描かれます。

漫画の実写化と聞くと、原作の世界観が損なわれてやしないか、気が気ではなくなりますが……今回脚本を手がけるのは数々の名作を世に生んできた “あのお方”。もはや信頼しかないし、期待が高まるばかりです!!

【どんなお話なの?】

2023年1月から、NHK総合「ドラマ10」枠で放送を開始する『大奥』。

物語の舞台は江戸幕府3代将軍・家光の時代。若い男子のみを襲う謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が国中に流行したことで、男子の人口は女子の1/4にまで激減してしまいます。男である家光も例外ではなく、病に倒れたことで、将軍職は女子へと継がれていくことに……。

日本社会の構造も著しく変わり、男子は「種馬」として大切に育てられるようになって、江戸城大奥には希少な美男3千人が囲われることになるのです。

【面白くなる予感しかしません!】

ジェンダーに流行り病と、まさしく私たちが今直面していることを描いている本作。

脚本を手がけるのは、向田邦子賞や橋田賞を受賞してきた森下佳子さん。『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎といった数々のヒットドラマを生み出しており、近年では『天国と地獄~サイコな2人~』も制作。SNSを中心に考察が盛り上がっていたことが記憶に新しいです。

いずれ劣らぬ名作ぞろい。これだけの作品に関わってきた、というだけで説得力がハンパない……! どんな世界を見せてくれるのかワクワクしちゃいますよね♪

【キャストが気になって仕方ない】

ちなみに、現時点(※2022年8月25日)でキャストの発表はありません。

明らかになっているのは主要スタッフおよび、

3代 徳川家光 × 万里小路有功 編
5代 徳川綱吉 × 右衛門佐 編
8代 徳川吉宗 × 水野祐之進 編

といった、本作におけるキーパーソン・3組を軸に物語を進行していくという点のみ。

最愛の側室・有功に見せる可愛らしさと非情な一面を併せ持つ家光、子宝に恵まれず閉経を迎えてもなお子作りを強いられていた綱吉、飾り気がなくてたくましく痛快な吉宗……それぞれを演じる人物が誰なのか気になりすぎるう!

森下佳子さん脚本の作品には、綾瀬はるかさんがひんぱんに登場しているイメージがあるので、この3人のいずれかを演じる可能性もあるのかしら……!? キャストの発表は9月以降とのことなので、時が来るのを待ちましょう~!

参照元:プレスリリース、NHKYouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©よしながふみ/⽩泉社