これはおそらく “雪国あるある” だと思うのですが……。学生の頃、福島県出身のわたしは冬になると、いつもカッチカチに凍った通学路を歩かなければなりませんでした。

問題は坂道で、あまりにもツルツル滑るときは下り坂をスケートする要領で滑り降りたり、時には制服の下にジャージを穿いてお尻で滑っていったものです。

アメリカ・バージニア州ラウドン郡に暮らす男性、ティム・ベセカー(Tim Besecker)さんは、ある朝まるでスケートリンクのようにツルツルになったアイスバーンに直面してしまったんです。

【あかん! めっちゃ滑る!】

出勤しようと自宅を出てすぐのこと。まさか路面が凍っているだなんて思いもしなかったティムさんは、いつものとおり、目の前の道路へ1歩踏み出します。その道路はカッチカチのつるんつるん

あっという間にバランスを崩したティムさんでしたが、すぐさま体勢を立て直しました。しかし道路がゆるい下り坂になっていて、立ったはいいけれど歩くことはできなかったみたい。

ティムさんは、そのまま道路の先にある車道のほうへするする~っと滑り降りてゆくではありませんか。

【最悪の事態は回避できました】

車道には、スピードを出した車が通っています。そこでティムさんは、持ち前の運動神経の良さでピンチを回避。車道の手前でタイミングよく体勢を崩して、1回転。すぐ横にある芝生の地帯に転がり込むように入り、無事に着地を果たして事なきを得たのでした。

【中毒性抜群の動画はたちまち話題に】

ヒヤヒヤするけれど、いちど観たらクセになって何回も見たくなるこの動画。ティムさんの孤軍奮闘ぶりを映像に収めていたセキュリティーカメラの動画を、妻のケリー(Kelly)さんがフェイスブックに投稿したもので、再生回数は脅威の5080万回超!

海外サイト「WVTR.com」によれば、ティムさんにケガはなかったようで、ひと安心。しかし、今回は何事もなかったからいいようなものの、危険なことには違いありません。次に地面が凍ったときは、くれぐれも気をつけてくださいね~!

参照元:FacebookWVTR.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼面白くてつい、何回も観ちゃう…