2018年11月15日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁日☆ ワイン好きにとっては記念すべきこの日、ワインのように高アルコール度数で、ワインのように長期熟成が可能な “麦のワイン” 2種類が、サンクトガーレンから発売されます。
サンクトガーレンは、これまでバレンタインデー限定のチョコビールなどを販売し話題を集めてきた、神奈川県厚木市の元祖地ビール屋。そう、今回発売される “麦のワイン” 2種類の正体はビールなんです。
味が気になるのはもちろんですが、パッケージのビジュアルがとってもフォトジェニック。プレゼントにもピッタリなのではないでしょうか。
【原料はビールと同じなんだけど…】
“麦のワイン” の始まりは、19世紀。寒冷のせいでブドウ栽培をすることができなかったイギリスが、フランスワインの人気に対抗してビールでワインのようなものを造ったのがきっかけだと言われています。
今回サンクトガーレンから発売されるのは、大麦麦芽を主原料としたバーレイワイン(Barley Wine)の「el Diablo 2018 / エル ディアブロ2018(悪魔)」と、小麦麦芽を主原料としたウィートワイン(Wheat Wine)の「Un angel 2018 / ウン アンヘル2018(天使)」。
使用されている原料は、ともに通常のビールと同じ、麦芽・ホップ・水・ビール酵母のみ。
それぞれ膨大な量を使うことで、極限までアルコールを高めているのだそう。口当たりは蜜のようにとろりとしていて、濃厚なんですって。
【アルコール度数がワイン並み】
サンクトガーレンではバーレイワインは2006年から、ウィートワインは2012年から販売を開始しているようで、アルコール度数はどちらも10%。
ワインのアルコール度数は大体10.5%~14%くらいなので、ワインに匹敵する度数だということがよくわかるんじゃないかと思います。
【ワインと同じで「寝かせるとさらに美味しくなる」】
アルコール度数のほか、麦が原料なのに “ワイン” と呼ばれるもうひとつの理由は、長期熟成が可能であること。
なんと年単位で熟成することができるらしく、製造の際の熟成期間は、通常のビールの6倍! そして賞味期限はなんと、5年間! すぐに飲んでもブランデーのような熟成感があり、購入後に年単位で寝かせると、香りも味わいも深みを増し、複雑味を帯びていくのだそう。
【販売場所をチェック!】
新鮮なほうが喜ばれるビールなのに、「寝かせたほうが美味しい」というのは目からウロコ。もちろん寝かせるために購入してもいいけれど、ボジョレー・ヌーボー解禁日にちなんで、出来立てを飲んでみるというのも悪くないのでは?
気になるお値段は、「エル ディアブロ2018(悪魔)」も「ウン アンヘル(天使)」も300ml入り税込み1080円で、各8000本だけの限定発売です。
販売場所は、サンクトガーレンのオンラインショップ、髙島屋(日本橋店・大阪店)、西武百貨店(池袋本店・東戸塚店)、小田急百貨店(新宿西口ハルク・町田店)そごう大宮店ほかとなっています。
ビール好きはもちろん、ワイン好きのみなさんも、今年の解禁日はビールのボジョレー・ヌーボーを味わってみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、サンクトガーレン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼「el Diablo 2018 / エル ディアブロ2018(悪魔)」
▼「Un angel 2018 / ウン アンヘル2018(天使)」
▼シャンパンと同じ瓶内2次発酵製法で仕上げているんだって
▼サンクトガーレン取扱いビアバーでは樽生での提供があるそうです
▼通常のビールとこれだけ違う!
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